暑気払いという言葉をご存知でしょうか。
辞書によると、『(薬を飲んで)夏の暑さを払いのけること。暑さに負けそうになる心身を元気づけること。暑さ除けの方法を講じること。』とあります。
最近では、暑気払いと称しての会合や飲み会が開かれ、みんなで冷たい物を摂ったり、涼しいところへ行って暑さを吹き飛ばそう!というものも増えてきました。
みんなで集まって暑気払いをしたいけど、どんな風に案内文を書けばいいのかわからない・・・という人もいるでしょう。
ここでは暑気払いの案内文での必須項目といくつかの例文を見ていきましょう。
暑気払いの案内文での必須項目とは?
案内文を作る時は、まず何を伝えなくてはいけないかを考えますよね。
いつやるのか、どこでやるのか、何時からなのか、会費はいくらなのか、返信の仕方はどうするのか、連絡先の明記、などなど。
ただこれらを羅列しただけでは案内文とは言えず、とても冷たい印象を与えてしまうかもしれません。
そこで、案内文の冒頭には季節に合った挨拶文を入れましょう。
それから会の内容を説明して、参加を促す言葉を入れます。
あなたらしい言葉で綴ることが大事だと思いますので、あまり型にはめ過ぎないように注意しましょう。
案内例文1 上司など目上の人に出す場合
基本的な例文ですが、上司など目上の人に出す案内文としても使えるように作成しています。
例文
暑気払いのご案内
拝啓 平年よりも少しだけ早い梅雨明けとなり、連日暑い日が続いておりますが体調を崩されてはいないでしょうか。
これからしばらくは厳しい暑さが続きますので、どうぞご自愛下さい。
さて、この暑さを乗り切るべく、下記の通り暑気払いを企画いたしました。
毎日お忙しいとは存じますが、ご参加頂きたくお返事をお待ちしております。 敬具
-記-
日時:〇月〇日(△) 午後〇時より
場所:〇〇レストラン
住所:〇〇区〇〇1-2-3 (TEL:00-0000-0000)
会費:〇〇〇〇円 (当日受付にてお願いいたします)
お手数ではございますが、出欠のお返事を〇月〇日までに幹事までお願いいたします。
幹事:〇〇〇〇
TEL:00-0000-0000
E-mail:〇〇〇〇@〇〇〇〇.co.jp 以上
案内例文2 友達など仲間内に出す場合
気の置けない仲間を誘う暑気払いの案内例文です。
例文
暑気払いのお知らせ
毎日暑いですね!夏バテという方はいませんか?
夏に負けないためにみんなで集まって暑気払いをしたいと思います。
飲んで騒いで暑い夏を吹き飛ばしましょう!
みなさんのご参加をお待ちしています。
-記-
日時:〇月〇日(△) 午後〇時より
場所:〇〇レストラン
住所:〇〇区〇〇1-2-3 (TEL:00-0000-0000)
会費:〇〇〇〇円 (当日受付にて)
お手数ですが、出欠のお返事を〇月〇日までに幹事までお願いいたします。
幹事:〇〇〇〇
TEL:00-0000-0000
E-mail:〇〇〇〇@〇〇〇〇.co.jp 以上
暑気払いの案内文、まとめ
暑気払いは夏の暑さを払いのけるための会合、飲み会です。
みんなで集まって楽しい時間を過ごすための案内文ですから、隅々まで気を配る必要があります。
案内文に不備があり、相手を困惑させてはいけません。
もちろん不快にさせるようなことがあってもいけません。
ただ堅苦しくなり過ぎないようにも気を付けましょう。
今回ご紹介した例文が参考となりましたら幸いです。
あなたらしい案内文で暑気払いにお誘いして下さいね。