バドミントンで有利にゲームを進めるための戦術〜シングルス編〜

バトミントンのシングルスでは、ネットを挟んで1体1でシャトルを打ち合ってポイントを取らなければならず、しっかりした戦術を立てておかなければ相手の雰囲気にのまれてしまいます。シングルスは誰の助けもありません。ですが、戦術を知ることで優位に試合を進めることが可能です。

バドミントンのシングルスで試合に勝つための基本戦術を3つお伝えしていきます。

サーブゲームを優位に進める戦術

バドミントンの場合、サーブを攻撃されるケースが多々あります。ですが、レシーバーに攻められないサーブを打つことでバドミントンの試合を優位に進めることができます。サーブの打つ場所に困った時は、相手のボディーを狙ってみましょう。ラケット競技の一番難しい打点の位置は体の真正面だからです。ボディーをより効果的にするためにもサービスエリアの4隅を狙いながら、ここぞという時にボディーを狙うことで、レシーバーの対応は遅れますので、より効果的なショットになります。

コートを広く使う戦術

バドミントンのシングルスでは、オープンスペースがたくさん存在します。ただやみくもにスマッシュばかりを打っていてもなかなかポイントを勝ち取ることはできません。

そこで必要になるのがバドミントンコートをフル活用することです。左右はもちろん前後に相手を動かすことでミスを誘ったりオープンスペースをより大きくすることができるため、シングルスの試合を優位に進めることができるでしょう。特に前後に相手を動かすことをおすすめします。というのも、人間は左右の動きには強いですが前後の動きには比較的弱くなります。

狙う技術があれば、相手をコートの対角線上に動かすといった戦術は非常に有効になります。

相手のスマッシュを封じる戦術

バドミントンの試合で脅威となるのはやはりスマッシュです。スマッシュをおさえることが試合を優位に進めるポイントにもなります。スマッシュを封じるためには、相手に高い位置で打たせなければ良いですね。そのために必要となる技術が「ヘアピン」です。ヘアピンとは、シャトルを打つのでなく押し出すようなイメージでネット手前にシャトルを落とす技術です。シャトルには勢いがなく、上に飛びませんのでスマッシュを打つことができません。しかし、あまり多用してしまうと相手にネットにつめられてしまう恐れがありますので、深い位置への配球とヘアピンとをバランスよく使うことが求められます。

いずれにせよ、スマッシュが強い相手にはおすすめの戦術となりますのでぜひお試しください。