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アメリカンフットボールにおいて、攻撃の中心となるのがQB(クオーターバック)。花形ポジションとも呼ばれ、彼らの出来がチームの勝敗を左右すると言っても過言ではないほど、責任は重大です。フィールドの司令塔とも言えるQBを務めるためには、あらゆる資質が求められますが、それは何なのか、ここで見ていきたいと思います。

冷静な判断力

まず求められるものが、冷静な判断力です。QBは、コーチから受けたプレイコールを選手に伝え攻撃を開始しますが、その後の判断はQBに一任されます。作戦が相手陣形に適さない場合は、QBの判断で作戦を変更する(オーディブル)こともあります。そうした場面で迷わず、適切な判断が素早くできるのは、QBに必要な資質の1つです。さらにボールを受けた後、味方レシーバーへパスを投げていく場面では、どのレシーバーが空いているのかなど、広い視野でフィールドを見渡す能力も必須です。

正確無比なパス能力

QBは、ボールの受け手となるレシーバーにパスを投げますが、そのコントロールも重要になります。コントロールが悪くパスが成功しなければ、試合はうまく進んでいきません。高いパス精度が試合の行方を左右します。

チームを引っ張る、卓越したリーダーシップ

QBがゲームをコントロールする司令塔ということは冒頭で書いていましたが、そのためにはリーダーシップの強さも欲しいところです。選手たちはQBの指示で動いていくわけですから、そこには信頼関係が欠かせない要素となります。

まとめ

ここまでQBに求められる能力について書きましたが、ここ数年はパスにとどまらず、積極的にランプレーを行う”モバイルQB”が取り上げられるなど、時代の流れは変わってきています。しかしパス主体のQBも健在であるので、「パスかランか?」という話は今後も続きそうです。

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