サッカーを観戦していると、次第に疲れてきていそうな選手を目にすることがありませんか?
まだサッカーを知って間もない方なら「なんでさっさと代えないんだろう?」と疑問に思うかもしれません。
ですがどのスポーツにも共通するように、サッカーにも独自のルールが定められています。
ここではサッカー1試合において、通常何人選手を代えられるか、そしてその他の特例となる試合ついても説明していきたいと思います。
Wカップ予選などの公式試合の交代人数
日本代表のWカップ予選、Jリーグのシーズン戦をはじめとした、公式戦の枠でくくられる試合の交代人数は通常3人までとなっています。
親善試合、Jリーグのプレシーズンマッチなどの交代人数
TVでよく放送される日本代表戦「キリンチャレンジカップ」などの親善試合は、交代人数が6人までとなっており、公式戦よりも幅広い選手起用ができるようになっています。
ちなみにJリーグのプレシーズンマッチは8名交代可能で、その他にも公式戦以外の特殊な試合においては各自レギュレーションが違ってきたりもします。
公式戦はより選手の起用が難しくなり、監督の手腕が問われてくる
公式戦は親善試合などと違って選手の交代人数が限られており、必然と選手の起用法、交代のタイミングが難しくなってきます。
それらを試行錯誤し、確立できるようにする場所が、あの「キリンチャレンジカップ」をはじめとした親善試合ということになります。要するにテストの場みたいなものですね。
6人という交代人数を生かし、本番に向けベストメンバーやサブメンバーの起用法を模索する。あとは監督の手腕次第、といったところでしょうか。
まとめ
全員を代えることのできるバスケットボールや野球などと比べ選手交代の幅が限りなく狭いサッカーですが、そのぶん選手交代の比重はとても大きなものとなってきます。
監督それぞれにクセがあり、なかには終盤までなかなか選手を代えないという監督もいます。
そういったところに目を向けてみると、また違ったサッカーの面白さが見えてくるかもしれません。