一概にスキー競技といっても、今やオリンピックで様々な正式種目として採用れているほど、多種多様に富んでいます。果たしてあなたは全種目を知っていますか?今回はすべて紹介しましょう。
スキー競技は大きく3つに分類
まずスキー競技は大きく3つに分類することができます。それは「アルペンスキー」「ノルディックスキー」「フリースタイルスキー」です。元々オリンピックの正式種目はアルペンとノルディックだけだったのですが、フリースタイルの発達と競技人口増加に伴い、88年のカルガリー五輪から採用され始めています。
アルペンスキーは滑走系
アルペンスキーは様々な斜面を滑走しながら速さを競う競技です。種目は「ダウンヒル(滑降)」「スーパーG」「ジャイアント・スラローム(大回転)」「スラローム(回転)」「複合(滑降と回転の組み合わせ)」の5種類あります。日本選手は回転系を得意としています。
ノルディックスキーは2種目
ノルディックスキーは「クロスカントリー」「ジャンプ」「複合(クロスカントリーとジャンプの組み合わせ)」の種目があります。この競技は伝統的に北欧諸国に強豪選手が多いですが、ジャンプや複合では日本選手たちもオリンピックでメダルを獲得するなど活躍をみせています。
フリースタイルスキーは5種目が五輪で採用
徐々に種目を増やし続けるフリースタイルスキーは、昨年のソチ五輪で5種目が正式採用されています。「エアリアル」「モーグル」「スキークロス」「ハーフパイプ」「スロープスタイル」です。日本では長野五輪で里谷多英選手が金メダルを獲得したモーグルの認知度が高いようです。