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私たちの生活の中で年中業の一つとして欠かせないお正月ですが、その本来の意味が少しずつ薄れつつあります。そこでお正月の本来の意味とその移り変わりをご紹介しましょう。

お正月はいつ頃できた行事?

お正月は皆さんにとってのんびりできる休養期間ですね。しかし、お正月はいつ頃から日本の年中行事になったのでしょうか?お正月は日本古来からあったものだと言われています。仏教が入ってくる以前からあったとされています。しかし、現代のようなお正月の形とは全く違ったものでした。しめ縄や鏡餅、門松などが庶民にも定着したのは江戸時代以降とされていることから、形としてよりも神事としての意味合いが強かったことが垣間見えます。

お正月の本来の意味って何?

お正月のはっきりとした形ができる以前からお正月は歳神様をお迎えする大切な行事として伝えられてきました。仏教が入ってくる以前からあった考え方が元になっており、ご先祖様が長年かけて歳神様となって戻ってきて子孫繁栄や五穀豊穣をもたらすと考えられてきました。仏教が入ってきてからはお盆はご先祖供養、お正月は歳神様を迎える行事としてはっきり分けられるようになりましたが、それまではどちらも同じように自分たちのルーツや自然に対して感謝を捧げる行事とされていました。

年末の大掃除も神様のためのもの

年末になると大掃除をしなきゃ…面倒だな~と思っている方もいらっしゃるとは思います。しかし、これは自分たちの生活のためのお掃除ではなく神様をお迎えするにふさわしい所住まいにするという神事に関する行事になります。年末までにその年に良くなかったことをお掃除をして厄落としするという意味でも大切な行事なんですね。

福の神をもてなせばいいことあるかも!

日本人は何事にもゲンを担いできました。あなたも福の神を呼び込むことを心がければ、例えおみくじで凶を引いてしまったとしても福の神が微笑んでくれることでしょう。「福の神をもてなす行事としてのお正月」をあなたも実践してみませんか?

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