ウインタースポーツの季節が近づき、スキー旅行などが企画されてくる頃かと思います。私もみんなと一緒にスキーがしたい!けど全然経験が無くて……という方のため、スキー練習の基本のきをお伝えします。
板をハの字にすれば怖くない
上手い人がスキーを滑る様子を見ると、板を真っ直ぐにそろえてビュンビュンかっ飛ばしていますよね。あんなの無理!と思うかもしれませんがその心配は無用。最初のうちはもっとゆっくり滑ればいいのです。そのためには、スキーをカタカナのハの字の形にして滑ることを覚えていきましょう。
ハの字でブレーキをかけよう
スキーを履いた状態でまっすぐ立つと、二本の板が平行に並びますね。その状態から板の後ろ側を少しずつ広げていきます。このとき、板の先端も一緒に広げてしまうと股裂き状態になってしまうので要注意!ここでキチンとハの字を作る練習ができていれば、必要以上にスピードが出ることも無く安全に斜面を滑ることができます。
カーブするときにもハの字は大切
ゆっくりと滑り降りるときに限らず、カーブをしたいときにもハの字は重要です。板を開いた状態で片方の足に力を入れるとアラ不思議、スーっと曲がっていきます。
プルークボーゲンは初心者の味方!
実は今回紹介した「ハの字」には「プルークボーゲン」という正式名称があります。立派なスキー技術の一つなんですね。これをきっかけにして、どんどんスキーを上達させていきましょう!