スキーのパフォーマンス能力を高めるトレーニング方法を紹介します。スキーもスポーツですのでトレーニングをして怪我をしにくい体作りをしましょう。体の柔軟性も大事なのでストレッチも効果的です。
春から夏前にかけてのトレーニング
ウインタースポーツであるスキーやスノボーは、必然的にそれ以外の季節はオフシーズンとなります。そんなオフシーズン期間中に出来るトレーニングをご紹介したいと思います。まず春から夏前にかけては主に「持久力」を鍛えていくことになります。持久力を付ける目的としては、冬場に雪上で3時間や6時間動いても問題無い体力を付けることです。ただし、4月などはまだシーズンが終わった直後のためトレーニングよりも疲れを癒やすことに集中しましょう。
夏場にできるトレーニング
春から夏までにかけて持久力を付けたら、夏場に一気に体を追い込んでいきます。そこでこの期間に鍛えておきたいのは「筋持久力」です。持久力が基礎的な体力なのに比べて、筋持久力とは長時間使っても疲労しない筋肉の体力のようなものです。この筋持久力を付けることによって、滑走時に常に全力動くことが出来るようになります。
シーズン開始に向けてのトレーニング
春から夏にかけてしっかり持久力・筋持久力を鍛えたら、最後にシーズン開始に向けて「瞬発力」を鍛えていきます。スキーの中でもアルペンスキーと呼ばれる種目を主にやっている方にとってこの瞬発力は非常に重要で、スタートの時に必要となるこの瞬発力次第で1秒以上もの差がついてしまうこともあります。瞬発力を鍛えるトレーニングとして、短距離走が効果的です。特にスタートする瞬間を意識するようにしましょう。