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剣道の段位の規定とは

剣道の段位の規定とはどのようなものでしょうか?剣道の段位はどれだけ上手くても一定の年数が経たなければ昇段試験を受けることができません。剣道は強ければよしではなく精神や礼法を重んじるスポーツです。

剣道の段位の規定とは

剣道の段級位制の歴史

段級位制とは、剣道の段位や級位の制度全般を指すもので、主に全日本剣道連盟や国際剣道連盟などが定める制度のことを言います。江戸時代のころは、剣術や流派により師から弟子へ伝位が与えられていましたが、明治維新後警視庁が設立されて剣術稽古が行われると、伝位が比較対象にはなりませんでした。よって、共通基準となる格付けである段級位制ができたとされます。

段位を受審するための条件

柔道の段位制度と均衡を保つため、段位を初段から十段とし、段位、称号を二本建てにしました。段位を上げるための受審には、加盟団体の登録会員であるとともに満たさなければならない条件があります。一級は小学6年生以上であること。初段は13歳以上であること。そして、二段から七段まで前段位を受有後、二段は一年、三段は二年と段が上がるごとに一年ずつ修業する期間が増えます。八段の場合は、七段受有後、10年以上のの修業と46歳以上であることが求められています。ただし、加盟団体会長が特別な理由を持って認めた場合は、前段位を有していなくても受審することができます。

段位の前に称号を冠する場合の条件

称号を識見や指導力、人格を持ち剣道人としての完成度を示すものとしています。最低条件として、高段者であり加盟団体の会長の推薦がある必要があります。練士、教士、範士の3つがあります。練士は五段受有の場合、受有後10年以上が経ち、60歳以上で、加盟団体からの選考を経て推薦を受けた者です。六段の場合は一年以上経ち、加盟団体会長から推薦を受けた者です。教士は七段受有後2年経ち、会長からの推薦。範士は八段受有後8年以上経過しており、会長に推薦されたうえ、全剣連会長が適格と認めた者に受審資格が与えられます。

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