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剣道の練習法【打ち込み稽古編】

剣道の稽古には様々な練習方法がありますが、その中に打ち込み稽古というものがあります。
打ち込み稽古について詳しくご説明しましょう。

面を絶えず打つ稽古

打ち込み稽古というのは、師や元立ちに対して面を打ち込んでいく稽古のことを言います。
師と打ち込み稽古をする場合、ひたすら面を打ち続け、振りかぶりが遅ければ師は小手を打ってくるでしょうし、胴に隙があれば胴を打たれます。合い面ですばやく先に面を取られることもあるでしよう。師はほとんどの場合ただ単に面を打たせるのではなく、面を打つ者の隙を指摘したり打ち方を正すように、師自らが技を出し教えてくれるのです。この稽古を掛かり稽古と呼ぶ場合もあります。
元立ちに立ってもらい打ち込み稽古をする場合は、打つ者自らが自分の打つ姿勢であったり癖などを正しくしようと意識して、何度も面を打ち込むことが多いのではないでしょうか。元立ちも打たせるために面を開けたりリズムを合わせてくれたりするので、打つ者は打つ場所が分かっている稽古方法と言えます。ですのでより正確な打突を極めるための練習にもなるわけです。

元立ちのやり方

前にも申しましたが、元立ちとなる場合ただ面を打たせてやればいい訳ではありません。
打つ者が面を打ちやすいように自らの面をあけてやったり、場合によっては相手の隙を見て出小手を打つなどして、相手の弱点を教える役割をしなければなりません。
また、体の捌き方も重要となります。打つ者のリズムを掴み、それに合わせて体をうまく捌いてやることが、打つ者が打ちやすくなるコツです。

以上で打ち込み稽古についての説明を終わります。稽古をする際はいずれも一足一刀の間から打つということをお忘れなく。

 

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