剣道の昇段審査を受けるにはある一定の年数を経過しなければ受けることができません。その昇段審査を受ける年数とは?剣道はの独特の昇段審査を紹介します。精神を鍛えたい人は剣道をはじめましょう。
どうやって昇段審査は行われているのか
級や段など様々な階があってわかりにくい印象を受けますが、そんなに難しいシステムではありません。剣道の級は六級から始まり、小学6年生以上になると一級の受験資格が与えられます。そして一級所有者のみが初段を受けることができます。ここからは段なので、段の数が上がれば上がるほどレベルは高くなっていきます。
上位段位保持者の年齢層が高い理由
どんなに剣道がうまくても、すぐに段を上げていくことができません。ここが剣道の段位認定のポイントで、他のスポーツなどとは違う点でもあります。初段所有者は1年以上の経ってからしか二段の検定が受けられず、二段所有者は2年以上経たなければ三段の検定を受けることができません。最終的に七段所有者が八段を受けられるのはその10年後です。このように時間をかけて極めて行くのが剣道の難しいところです。
よく言われる錬士、教士、範士とは
よく剣道の道場で、錬士六段や教士七段といった言葉を聞くかもしれません。この称号は、指導力や人格などを備えた剣道人としての完成度を表すものとされています。高段位者のみ受審の資格があり、会長の推薦が必要なんだそうです。その道のプロですから、稽古の際は敬意を払いましょう。