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剣道 の稽古 は何故きついのか

一度でも剣道の稽古に参加したことがある方は「なんてきついんだ!」と感じたと思います。
どんなスポーツ(ここでは剣道をスポーツと考えます)でも練習はきついものですが、「剣道は特にきつく感じる」という声を聞きます。
それはなぜでしょうか?
ここでは大きく分けて、2つの要因を考えてみます。

剣道の練習がきつい理由1:声

剣道界には「気剣体一致」という言葉があります。「気=気合=声」です。無言で技を出しクリーンヒットしても「一本」にはなりません。「面!」「こて!」と気合を込めて発声しないと、審判の旗は上がらないのです。攻撃する場所をわざわざ声に出すスポーツなど、剣道の他にはないでしょう。柔道で「内股!」と叫びながら内股をかける人はいないですよね。このため、剣道の稽古は最初から最後まで声を出しっ放しです。大声で叫びながら走り回るのですから、疲れないわけがありません。因みに歌と同じで、声はのどから出すと疲れます。腹から気合を入れて出すと、つられて体もよく動きますよ。

剣道の練習がきつい理由2:短期集中

剣道の標準の稽古は「切り返し」「技の基本練習」「地稽古(試合練習)」「かかり稽古」などです。大体稽古時間は2~3時間ですが、どの稽古も、大声で叫びながら走り回ります。陸上の100m走を何本も走っているようなものです。特にかかり稽古は、400m走を全力で走るのと同等のきつさです。これらの稽古をほぼ休憩なくやるのですから、きついと言われるのもわかるような気がします。

繰り返しになりますが、剣道に限らず、どんなスポーツでも練習はきついものです。しかしきついと感じる中でも明確な目標があれば、どんな練習もがんばれるのではないでしょうか。

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