カラオケには、監視カメラがある、そんな話を聞いたことがありますか?不審な行動をすると、カメラで監視され、カラオケルームに店員から注意される、というものです、その謎にせまります。
カラオケボックス、カメラの謎①
カラオケの個室にカメラはあるのでしょうか。その謎の答えは、「場所による」でしょう。まことしやかに言われているのが、カラオケルームで如何わしい行為に勤しむカップルに対し、カラオケボックスの管理人が、それを盗撮して楽しむ、という都市伝説です。おおよそアダルトビデオの見過ぎだと推察されますが、それだけ、カラオケボックスの個室という空間には、密室・プライベート空間でしかるべき、という利用者の勝手な要望と、いかがわしい行為をする場所のない、日本の住宅事情が垣間見えますね。
カラオケボックス、カメラの謎②
とにかくカラオケルームにというのは、その密閉された空間から察するに、犯罪行為を誘発する傾向にあると考えます。特に性犯罪や破壊行為をなどは、それこそアダルトビデオの見過ぎかと言われてしまいそうですが、店員の目の行き届かない範囲が広いため、そういった行為を取り締まることができません。性善説に立って営業していれば、本来人間はそんなことをするはずはなく、カメラはなくても済むでしょう。しかしながら、管理者の立場になって考えてみれば、自分の管理下で、犯罪や破壊行為などが行われてしまった場合、現行犯で取り締まることは、密室でという構造上不可能となり、加えて証拠がないため、泣き寝入りするほかないですね。
カラオケボックス、カメラの謎③
そもそもカラオケという場所は、カラオケを楽しむ場所であり、本来の趣旨と相違する使用方法は、慎むべきであるとされます。特に破壊行為(不可抗力か否かを問わず)をするのは論外で、その境界線は一般的で社会的な判断で見れば、明らかですね。全うな使用方法で使用しているユーザーにしてみれば、すこし窮屈に感じるでしょうが、そこは胸を張って、カメラに向かって自慢の歌を披露しちゃうくらいの勢いで、対処していきましょう!!
カラオケボックス、カメラの謎④
そしてカメラは、けっして監視するツールではなく、ユーザーたちを守ってくれるツールであると再認識していきましょう。いわゆる防犯カメラで、逆に、なにかトラブルが生じたときに、自らの身の潔白を証明してくれる大事なツールです。そもそも、店員にカラオケの個室に設置してあるカメラを見る余裕はないといっていいです。有事の際に、録画してあるものを警察に提供したりするだけだそうです。
カラオケボックス、カメラの謎⑤
プライバシーの侵害、という意見もあるようですが、プライバシーとうのは、私生活をみだりに公開されない権利と解釈されます。すなわち、カラオケボックスでの行為はプライバシーと言えるのか、ということが争点となるでしょう。そしてその場合、答えはイエスでいいと思います。ただし、自分の権利があれば、他人の権利もあります。ここではカラオケの管理者の権利です。個室故、目の届かない範囲で犯罪行為が行われてしまえば、管理者は手の打ちようがありません。そこで、管理者の権利と、ユーザーの権利が衝突します。であれば、カメラに文句のある人は、個室でない、青空の下で、存分にカラオケを楽しむといいでしょう!!
カラオケボックス、カメラの謎⑥
逆に監視カメラのない店舗を探して行ってみるのもいいでしょう。ネットでカメラのない店舗を検索すると「ジャンカラ」という企業がヒットしました。ただその場合、個室の壁部分に、透明部分が多く存在し、なかなか個室とはいいずらい環境にあるようです。防音という観点から、壁部分を透明にするとは、なかなかいい線ですね!!
カラオケボックス、カメラの謎⑦
カラオケにカメラはあります。ただし、それを固苦しく思わず、甘んじて受け入れましょう。でなければ、自宅にカラオケルームを作ってしまうのも一つの手です!!完全個室!!どんなこういをしても、片付けやらなにやら責任をとるのは全部自分!!なんと自由なことでしょう。自由には責任がつきまといます。カラオケのカメラは、人間が生きるうえで、他者を思いやり、他人の権利を尊重する、ということを考えさせる、良い題材となることでしょう。
カラオケカメラの謎にせまる
カラオケにカメラはなくてはならない存在なので、そこだけは甘んじて受け入れましょう。カメラからの解放を願わくば、自分でカラオケルームを設立してください。