カラオケで高得点を出すために欠かせないビブラート。すぐに身につくものではありませんが、練習次第ではきれいなビブラートを出せるようになります!そんなカラオケで使えるビブラートの練習方法を調べてみました。
何度も母音を強調させる
伸ばす音を出すときに、真っ直ぐに伸ばすイメージで出している人が多いと思います。ビブラートを使うときは、真っ直ぐではなく母音を強調するイメージをもってください。例えば、「らーーー」ではなく、「らーーーあぁあぁ」という感じです。この練習法で、声が揺れているイメージを掴んでください。イメージが掴めたら、母音の間隔を短くしていきます。このとき、音が途切れないように注意しましょう。イメージとしては「らーーーぁぁぁぁ」という感じです。
音を上下させてビブラートにする
声を揺らす必要があるビブラートを、音程を上下させることで習得する練習方法です。まず、出しやすい高さの音を2秒ほど伸ばして出します。その音が途切れないように注意しながら半音くらい低い音を2秒ほど伸ばします。そして、元の高さの音を2秒ほど伸ばします。これを繰り返して、音程を変える間隔を少しずつ短くしていきます。最初はカラオケの採点では音程がズレるかも知れませんが、慣れればビブラートとして認識されるようになるでしょう。
声を揺らすという間隔を身につける
声を出しながら脇腹を押してみると、自然に声が揺れませんか?この状態がビブラートです。一定の量の息を吐くように意識しながら、脇腹を押して声を揺らしてみます。しばらくこの状態を続けてから、今度は何もせずに声を揺らしながら出してみましょう。徐々にビブラートをかける時間を伸ばしていくようにします。カラオケで脇腹を押しながら歌うわけにはいかないので、練習して脇腹を押す補助がなくても声を揺らせるようにしましょう。
横隔膜をつかってビブラートを出す
恐らく一番難しい方法ですが、この方法でビブラートが出せるようになると、カラオケの精密採点でも高得点を狙える自然なビブラートを出せるようになります。まず、腹式呼吸の練習が不可欠です。腹式呼吸の感覚を掴んだら、出しやすい高さの音を伸ばしながら、喉の力と上半身の力を抜き、胸で声を響かせるイメージで発声します。この状態で、既に声が震えるはずです。これがビブラートになっています。どうしても声が震えないという人は、自然に喉の力が抜ける裏声で練習してみましょう。
アゴをつかってビブラートを出す
一番簡単にビブラートを出すことが出来ますが、アゴを使うのはあまり良くないと言われています。どうしてもビブラートの感覚が掴めない人は、この練習法を試してから他の練習法に移行するといいかも知れません。まず、「おうおうおうおう」とゆっくり言ってみます。自然にアゴが上下するはずです。徐々にスピードを速くして、「あー」と伸ばす音でそのアゴの動きを再現します。そうすると、簡単にビブラートができるはずです。ですが、アゴが痛くなったりする弊害がありますので、やりすぎには注意してください。
ビブラートを習得してカラオケで高得点を
カラオケで高得点を狙いたい人にはぜひ習得して欲しいビブラートですが、やはりきれいなビブラートを出すには練習が必要です。カラオケの精密採点では、ビブラートのきれいさまで採点されるので、練習の成果がしっかり反映されるように頑張りましょう。