これからサッカーを始める人のための基礎練習

サッカーを始めようと思うけど、日頃どんな練習をしていいかわからない！という人に向けた、サッカーの練習メニューをご紹介します。初心者向けの内容ですので無理なく始められますよ！

まずはボールタッチを身につけよう！

足でボールを蹴ったり、身体のいろいろな部分でボールにタッチすることは、サッカーの最も基本的な練習メニューであり、必修項目です。サッカーの経験がほとんど無い人は、日頃ボールを足で扱うことはほとんどないですよね。ボールを触れば触るほど、ボールのコントロール技術は身についていきます。

ボールタッチの練習メニュー

ボールタッチを身につけるためには様々な練習があります。基本的にはとにかく足のいろいろな部分で「触れてみる」ということが大事です。まずおすすめしたいのは、左右交互に足の裏でボールをタッチするというもの。一見地味な練習ですが、これによって「サッカーボールの大きさ」やタッチの感覚が身体に染み付いてきます。

足で前後にボールをロールさせる

サッカーボールを足で扱う練習その2は、ソール＆ヒールロールとトーロールです。「ロール」とはボールを転がすことを意味しています。これらの練習は、足の裏でボールを前後させて、ボールコントロールを身につけるというものです。動画でご紹介しているので見てみてくださいね。

足で左右にボールをロールさせる

前後の練習があるならば、当然左右の練習もあります。左右にボールをロールさせる練習は、ドリブルで相手を抜く際のフェイントの基礎練習にもなりえます。足とボールが一体になっているような感覚が身につくことを目指して、これらの練習は行うべきでしょう。

利き足ばかりを練習しない

人は右か左のどちらかの手足が扱いやすいものですが、サッカーの練習では得意な方ばかりを伸ばしてしまうと、左サイド、右サイドの攻守の時にウィークポイントとなってしまいます。また、攻撃時にもワンパターン化してしまうおそれがあります。もちろん、得意な方を伸ばして練習することは大切ですが、逆側の足でもそれなりに扱えるようにトレーニングしましょう。

空中のボールの扱いを身につける

空中にあるボールをどう扱うかは、サッカーでとても重要な要素です。まずは、リフティングの練習を行いましょう。リフティングとは、空中にボールを浮かせて、落ちてきたボールをまた上げ続けてキープすることを指します。最初のうちは難しいので、上げたら一度地面にバウンドさせ、それをもう一度上に上げる、という形のワンバウンドリフティングが良いでしょう。

体のいろいろな部位でリフティング

足でのリフティングに慣れてきたら、身体のいろいろな部分を使ってリフティングをしてみます。サッカーでは手や腕の部分は「ハンド」の反則になりますが、それ以外の部分でボールを扱うことが出来ます。太ももでのリフティングや頭(おでこ)でのリフティングができると、サッカーの実戦でも大いに役立ちます。特に頭でボールをコントロールする技術は、恐怖心を払拭する意味でも必ず身につけたいものです。