サッカーの上達の記録に「サッカーノート」をつける人が増えています。サッカーノートにはどのようなことを書いたら良いのでしょうか?効果的な記録の仕方は?サッカーノートについて詳しく解説していきます!
「サッカーノート」とは何か?
サッカーノートとは、サッカーに関することをまとめた自作のノートです。あの元日本代表の中村俊輔選手がつけていたことで一躍有名になりましたが、スポーツ選手の多くはこのような記録をつけているものでしょう。
まずはなんでも書く習慣を!
サッカーノートと言われても何を書いていいかわからないかもしれません。初めのうちは、サッカーの練習やプレイの記録などを書いていくと良いでしょう。サッカーのテクニックや練習メニューを書いたりするのも良いですね。まずは日常的に書いていく習慣づくりが大切です。
書いたら見直す機会を作る
自分の言葉でまとめたサッカーノートは、感情や思考を言葉にして伝える能力を培ってくれます。定期的に読み直して、チームメンバーなどと意見を交換したりする機会を持つと良いでしょう。チームでサッカーノートを導入すれば、交流のきっかけにもなるかもしれません。
ネガティブな感情もしっかり書く
プレイ上で上手くいかない場合のネガティブな感情は、すぐに忘れようとしたり、あまり深く考えないようにすることも多いと思います。そういう感情をコントロールできることはスポーツだけでなく、社会生活においては大切な要素です。プレイ中に○○でイライラした、ですとか、上手くいかないスランプ期の感情などは、感じたままにサッカーノートに記しましょう。
メンタルを語り合うことは大切
そのようにして記録したメンタル面の問題こそ、チームで共有しあうことが大切です。「そういうこともあるよね」という理解者が一人いるだけで、その波を乗り越えていく力になります。自分が弱く小さくなっている時に「人に打ち明け、力を借りる」ということは、何も恥ずかしいことではありません。
チームの問題点が見えてくる
サッカーノートをつけるようになると、チームでのコミュニケーションの必要性に気づくことでしょう。お互いが十分に話し合うことで初めて、フォーメーションは機能し、カウンターが成功し、最小限のコンタクトでもプレイが成立するようになるのです。各々が日頃の一つ一つのプレイを気にかけるようになり、大切にするようになります。
ノート上に2人の自分を持つ
ノートを書く際には、2つの側面から書きましょう。一つは自分自身の言葉で。もう一つは温かさを持つコーチや監督のような視点で書くのがポイントです。自分の感情を出しつつ、それに対してコーチがアドバイスの言葉をかけるように書いていきましょう。このようにサッカーノートは自分の成長を振り返ったり、辛い時に支えになるような書き方をすることで、「サッカーの友」になる可能性を秘めているのです。
無限の可能性を持つノート
いかがでしたでしょうか。サッカーノートの書き方に正解はありません。書き手それぞれが必要な情報を書いていけばよいのです。もし書き方に困ってしまったり、活用法がよくわからない場合はこの記事を振り返っていただければ幸いです。