ソフトボールのバットを選ぶならボールとの関係に注目してみよう！

ソフトボールのバットを選ぶなら年齢や体格に配慮して選びたいものです。ボールの大きさもバット選びに関係してきます。野球とは違う点のあるソフトボールのバットとボールについてお話します。

ソフトボールのボール

ソフトボールの球は野球よりも一回り大きい球ですが、ボールは1号球から3号球まで三つの大きさに分かれています。1号泣は小学校低学年向けでボールの周囲は26.7ｃｍです。2号球は小学生向けで周囲26.8ｃｍ。3号球は中学生以上～一般用で周囲が30.5ｃｍとなります。1号球から3号球までの差は3.8cmもあります。

ボールはゴム製と革製がある

野球は硬式では革製のボール、軟式はゴム製のボールを使いますね。ソフトボールでも同じように、ゴム製と革製のボールを使い分けます。学校の体育の授業などで使う場合はゴム製ボールが使われます。これは小学校から大学まで共通です。小学生が1号球を主に使います。競技スポーツとして試合では革製の黄色いボールが使用されます。日本リーグや国際的な大会のメディア中継で目にしたことがあると思います。国際大会で使われる大きさは3号球です。

ボールは大きいのにバットは細い！？

ソフトボールでは野球よりも細いバットが使われます。ボールは野球より大きいのにバットは細い、これがソフトボールのバットとボールの関係の特徴です。材質は市販されている公認バットはアルミなどの金属製、カーボン製、FRPという繊維強化プラスチックが多くあります。グリップには安全用のテープを巻くことが規定されています。

バットもサイズがある

ボールが1～3号球まであるように、バットもボールの号球に対応したサイズが3種類あり、これを使わなければなりません。1号球バットなら1号球2号球を打つときに使います。2号球バットも1号球2号球を打つ場合に使います。3号球バットは3号球を使用する場合に使います。またゴムボール用のバットで革ボールを打つことはできません。「ゴムボール用バット」や「ゴム・革ボール用バット」はあります。1号から3号バットのサイズや長さは違いますが、重さはすべて1.08ｋｇと定められています。

バット選びはこうしよう

バット選びは体格に似合ったものを選ぶことが大切です。初心者は少し軽め？と感じる程度の扱いやすいバットを選んでみましょう。遠くに飛ばすことよりも自分が自由に扱うことができることを基準にしましょう。バットは同じ重さでも重心の位置がさまざまです。先端の重いバットは「トップバランス」と言い、長距離打者向きです。グリップエンドに近い重心は「カウンターバランス」と言いコントロールがしやすいバットです。中間い位置にバランスがとられているバットは「ミドルバランス」と言い店頭では最も多い並んでいて扱いやすく飛ばせるバットと考えられています。