日程調整サービス『調整さん』が運営する新しいメディア

サッカーのシュートには名前がある!?

サッカーの試合を見ていて、選手がシュートを決めたときに、そのシュートがどのような技術の上に行われたのかを分かる人は少ないと思います。
今年開催されるサッカーの祭典、ワールドカップまでにシュートについて予習してみませんか?

サッカーのシュートには名前がある!?

サッカーのシュートとは?

サッカーでは「シュートコースが見えたら打て」といわれます。シュートを打たないと、得点は生まれず、勝利に導かれることはないのです。少しでも可能性があれば、積極的にチャレンジすることが大事です。
キック力やテクニック、ボディバランスなどの身体的要素ももちろん、シュートコースを見極める冷静さやチームワークが必要とされます。
テレビで見る試合では、一瞬で決まってしまうシュートですが、色々な要素が組み込まれているのです。

遥か遠くから「ロングシュート」

「ロングシュート」
ペナルティエリアからかなり遠い、ゴールから30m以上超えるような長距離から打たれるシュート。
通常のシュートより距離があるため、シュートが決まる確率は低くなります。
しかし、決まれば試合の流れを変えることができ、「サッカー史に残るシュート」などと呼ばれるものも多いです。
ゴール付近が守備で固められているときでも得点を狙うことができ、ディフェンスラインを手前へ引っ張り出す効果もあります。
ボールを正確に足にあてるテクニックと強い脚力、ぶれない上半身が必要となります。

激しい「ドライブシュート」

「ドライブシュート」
激しい縦回転をかけた強いシュート。
ゴールの手前で鋭く落ちるのが特徴です。
足の甲でボールを捉え、後方下部から前方へ蹴り上げて回転を付けます。
ポイントは足首のスナップをきかせること。
ボールが地面についている状態では仕掛けにくいため、体の正面でボールを浮かせた状態にし、すくいあげるようにして蹴ることが多い。
漫画・アニメの「キャプテン翼」の主人公、翼の得意技でもあります。

不規則変化「無回転シュート」

「無回転シュート」
あまり回転のないシュート。
不規則に変化するので別名「ブレ球」とも言われ、キーパーが取りにくいシュートです。
ある程度の距離を必要とするため、ミドルシュートやフリーキックで使用されることが多いです。
クリスティアーノ・ロナウド選手や本田圭佑選手などの有名な選手が得意とするシュートです。

山なり「ループシュート」

「ループシュート」
ゴールキーパーの頭上を越えるように、山なりに放たれるシュート。
ゴールキーパーと1対1で対峙したときに打つシュートなので難しいと思われがちですが、成功率は高いようです。
理由としては、
ゴールキーパーは目の前にあるボールに意識が捕らわれ、身構えていたとしてもループシュートへの反応がワンテンポ遅れてしまうからです。
落ち着いて、冷静にシュートを打つことが大切です。

頭で打つ「ヘディングシュート」

「ヘディングシュート」
正しく頭で打つシュートです。
打点が高いので、地面に叩きつけるように放つことで、鋭角なシュートになります。
ゴールキーパーには取られにくいシュートです。
身長の高いディフェンダーの選手に得意な選手が多く、コーナーキックのときにゴールを狙うことがあります。

「オーバーヘッドシュート」

「オーバーヘッドシュート」
空中に浮いているボールを、ゴールに背中を向けた状態から打つシュートです。
蹴ったボールが後ろ側へ頭上を越えて飛ぶように、倒れこむようにして放ちます。
体が逆さまになるので、とてもダイナミックかつアクロバティックです。
蹴り足と逆の足を振り上げ、勢いをつけて縦に回転するのが自転車を漕ぐ動作に似ているため「バイシクルシュート」ともいわれています。

かかとで「スコーピオンシュート」

「スコーピオンシュート」
空中に浮いているボールを、前に倒れこみながらかかとで打つシュート。
かかとをスコーピオンの尻尾に例えて、そう呼ばれています。
かかとで打つので、ヒールシュートともいわれます。

シュートに注目しよう!

サッカー選手たちは、シュートを決めて、得点を獲得し、勝利することにこだわって試合をしています。
シュートに注目することで、テレビやスタジアムでのサッカー観戦が今までとは違う見方になるかもしれません。
2016年は、新しいサッカーシーンの楽しみ方を発見してみてはいかがですか。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます