サッカーチームを見てみると各チームごとにエンブレムも存在します。どれもユニークなものから世界ではクラシックなデザインも見られます。今回は日本のJ1のサッカーチームのエンブレムの意味を見ていきましょう。
ベガルタ仙台のエンブレム
ベガルタ仙台は仙台を拠点としているサッカーチームでエンブレムは、彦星の属するわし座が由来になっており勝利をもたらす鷲がデザインされたエンブレムです。またベガルタの頭文字のVを大きくし勝利への意欲を感じます。カラーもベガルタゴールド呼ばれ流星を意味しベガルタぶるーは銀河を意味しベガルタレッドは情熱と勝利を意味しています。
鹿島アントラーズのエンブレム
チームの名前にも由来してとおりアントラーは鋭く尖った枝角のことであり、ちから強く駆け抜けますとの意味合いが込められています。鹿島の土地も鹿島神宮が有名でそこからなずけられたチーム名が鹿島アントラーズになっています。エンブレムの角の形は茨城県もモチーフにし、広くみんなに愛されアントラーのように試合では鋭く攻撃し勝利を掴む意味合いのエンブレムです。
浦和レッズのエンブレム
浦和レッズのエンブレムは地域の成長を現すデザインとして構想され、エンブレムの真ん中にボールを配置することで、みんながボールに集まり、そのボールの周りに集まった人たちから話題や仲間意識や友情が溢れることが地域をよりよくするために具現化されたデザインになっています。
大宮アルディージャのエンブレム
大宮市のマスコットでもあるリスを配置し、リスの尻尾を強固な守備を意味合いにエンブレムの形も盾をモチーフに守備の強さを表したデザインになっています。さらにエンブレムの中にあるボールから伸びる五本のストライプによって攻撃力の強さも兼ね備えている攻守バランスの取れたチームをあらわしています。
柏レイソルのエンブレム
柏レイソルのエンブレムといえば、常に社会貢献を意識し、正義を全うし愛されるクラブを目指している意味がエンブレムに込められています。活動方針としても強く愛されるクラブを目指すことをコンセプトに開かれてチーム作り、街づくり、世界に羽ばたくチームつくりと地元への感謝と共の戦っていく姿勢が伝わるエンブレムになっています。
川崎フロンターレのエンブレム
川崎フロンターレのエンブレムでは、川崎市のつつじやチームマスコットのイルカを上手く取り入れ、臨海都市川崎のエンブレムのようなデザインになっています。またフロンターレはイタリア語で前掛けや正面といった意味で正々堂々と正面から勝負する意気込みがチーム名からも伝わってきます。
横浜Fマリノスのエンブレム
マリノスとはスペイン語で船乗りを意味し世界の海で勝負する様と、横浜という港町であることをオーバーラップさせているデザインになっています。チームカラーの青は冷静さと横浜をイメージし、白は集中力と潔白さ、赤は瞬発力と情熱を意味し、エンブレムの中央にも錨のデザインがあります。
清水エスパレスのエンブレム
清水エスパレスのエンブレムの中央のは地球儀が描かれており、世界をみていることがわかります。その上で富士山を配置することで一番になることを目指しているのもわかりますね。清水エスパレスのオレンジは日本有数のみかんの産地であり、喜び、希望、若さなど前向きな意味が合いの強いデザインになっています。
ジュビロ磐田のエンブレム
ジュビロ磐田のクラブ理念が夢と感動をテーマにしており、地域に愛され、地域とともに成長し、常にアグレッシブルでフェアプレーを大事にすることになっています。エンブレムはクラブのマスコットであるサンコウチョウとその周りに月、日、星を配置することで浸し身やすさを感じるデザインになっています。
名古屋グランパスのエンブレム
名古屋グランパスの経営理念は、日本だけでなくアジアの先頭を走り、世界基準のサッカーチームを作ることを掲げており、より多くの国民とアジアのコミュニケーションも視野に入れています。エンブレムもエンブレムの一番上には王冠がデザインされ、名古屋の象徴のシャチもデザインされています。
まだまだあるエンブレムの意味
各チームのエンブレムを見ていくと本気でエンブレムのデザインを考えていることがわかります。地元地域のことや世界に向けた視野、エンブレムを見ているだけでも面白いですね。