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ドイツ生まれのヘビメタバンド「ハロウィン」の音楽を聴いたことがありますか?ハロウィンの仮装に身を包んだちょっと怖いバンドが想像されるかもしれません。さて本当はどんなバンドなのでしょうか。

ドイツのヘビメタバンド「ハロウィン」をご紹介

メロディック・ハードロックのいしずえ

Halloweenならハロウィン、バンド名はHelloween、hellヘル(地獄)とかけています。映画「ハロウィン」かた取られたバンド名だそう。インパクトのある名前ですが、その歴史は長く1984年ドイツのハンブルグで結成されました。日本で最初にアルバムが発表されたのが1986年です。ミニアルバム「ハロウィン」、ファーストアルバム「ウェールズ・オブ・ジェリコ」の2枚が発売されました。このハロウィンはハードロック好きにはよく知られたバンドです。メロディック・ハードロックの生みの親との声も。

ハロウィンのおすすめアルバム

1987年、1988年と立て続けにリリースされた「守護神伝 第一章」「守護神伝 第二章」はハロウィンファンがおすすめアルバムとして必ずあげる二枚です。この二枚を聴いたことをきっかけにハロウィンにはまった人も多数。1994年の「マスター・オブ・ザ・リングス」はまさに王道ともいうべき一枚、そして1995年の「タイム・オブ・ジ・オウス」も人気です。聴いてみようかと思われたら守護神伝を手にとってはいかがでしょうか。

ボーカル カイ・ハンセン時代

歴史の長いバンドですから当然メンバーチェンジもありました。ボーカルが代わることをひとつの時代とすると、これまでに三時代がありました。初期はカイ・ハンセンがボーカルの時代。ギターを弾きながら「魔女のような歌声」ハイトーンシャウトでパワフルに歌い、楽曲も制作していました。1989年に脱退。

ボーカル マイケル・キスク時代

カイ・ハンセンの強い要望により次期ボーカル、マイケル・キスクが加入しました。マイケル・キスクの加入でハロウィンはポップな感覚が加わります。ハイトーンで声量のある歌声は突き抜けるように美しいのです。守護神伝二枚のアルバムはキスクがボーカルをとり、これによりハロウィンは世界でも成功したバンドの仲間入りを果たしました。ジャーマン・メタルバンドという言葉もこの頃、広まりました。が後、メンバーとの亀裂もあり脱退となりました。

ボーカル アンディ・リス時代

1994年アンディ・リスが加入しました。ワイルドでポップな魅力のあるアンディの声。それまでやや低迷ぎみだったハロウィンはアンディで持ち直します。他にもメンバーチェンジをしながら現在まで続いています。2008年は日本でもツアーで6公演が行われました。このツアーは初期ボーカルのカイ・ハンセン率いるバンドとのカップリングツアーで昔から現在までの幅広いハロウィンファンを感涙させました。2015年は結成30周年アルバム「Hellbook」を発表しました。

ジャーマンメタルバンドを聴こう

ドイツのバンド「ハロウィン」いかがでしたか?世界の音楽ファンにはよく知られたバンドですが、3代ボーカルが代わっても続いていること自体素晴らしいですね。ぜひ、アルバム守護神伝を聴いてみたいものです。

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