最近、3人制のバスケットボール「3on3」が注目されています。学生時代、お昼休みに遊んだ経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。狭い範囲かつ少人数で出来る「3on3」は、大人も気軽に楽しめるバスケットボールです。
これを機に、「3on3」を始めてみませんか。まずは、ルールから学んでいきましょう。
コートについて
通常のバスケットコートの半分、ハーフコートを用いて行われます。通常のバスケットボールで「3ポイントライン」としていたラインを「2ポイントライン」とします。
得点について
2ポイントラインの内側からのショットによるゴールは1点、 2ポイントラインの外側からのショットによるゴールは2点、 フリースローによる得点は1点とされています。
攻撃側のチームが、ボールをいったん2ポイントラインの外まで運んだとき、もしくは、2ポイントラインの外でプレイヤーがボールをコントロールしたときに、そのチームはショットをして得点することができます。
競技人数
試合に出場できる人数は3人で、交代要員は1人設けることができます。
試合時間
「フル・ルールまたはベーシック・ルール」で行う場合は1ピリオド5分×2で計10分で、間のインターバル(休憩)は、1分とします。ボールデッド(コートの外にボールが出たり、反則があったりしてゲームが中断すること)のときは、時間は止めます。
その他「ライト・ルール」で行う場合は15分のピリオドを1回行います。その際ボールデッドしても時間は止めません。
同点だった場合について
試合終了時同点だった場合は延長試合を行います。延長試合の前に、1分のインターバルをおきます。延長試合は、第1ピリオド開始のときに、攻撃側チームだったチームは防御側になり開始されます。
「フル・ルール」で行う場合は、1分の延長試合を行い、1分の延長試合を行っても同点だった場合は2回目の延長試合を行い、先に2点を獲得したチームが勝利となります。「ライト・ルール、ベーシック・ルール」で行う場合は、1回の延長試合で、先に2点を獲得したチームが勝利となります。
ショット・クロックについて
通常のバスケットでは、24秒のショット・クロックも、12秒以内と半分の時間となっています。
ファウルについて
敵チーム選手との接触プレーは、ほとんどがパーソナルファウルです。 ディフェンスしている選手が、正当な進路に立ちはだかっていたにも関わらず、オフェンス(攻撃すること)が突っ込んだ場合はオフェンス側のファウルとなります。
そして、暴言や抗議をした場合はテクニカルファウルと呼びます。1人の選手がファウルを4回した場合は、罰則としてそのプレイヤーは交代し以後ゲームには出場禁止となります。1ピリオドの間にパーソナルファウルとテクニカルファウルを合わせて、4回ファウルしたチームには、それ以降チーム・ファウルとなり、それ以降ファウルをすると、相手側チームのファウルをされた選手は1回のフリースローをすることができます。
フリースローについて
2ポイントラインの内側からのショットであった場合のショット中にファウルをされ、そのショットが不成功だったとき、ファウルをされた選手は、1回のフリースローをすることができます。2ポイントラインの外側からのショットであった場合は、ファウルをされた選手は、2回のフリースローをすることができます。
ショット中に、ファウルをされ、そのショットが成功したときは、得点にもなるが、ファウルをされた選手は、1回のフリースローもすることができます。
まとめ
3on3のバスケットボールと通常の5人制のバスケットボールとでは、異なる点があります。
今回ご紹介したルールを参考に、みなさんも3on3バスケを楽しんでくださいね。