あなたの職場で定年退職者のための送別会を開くことになった場合、BGMはどんな曲を選びますか?
スピーチをしてもらうときや、記念品を渡すような時などではどのような曲がしっくりくるのでしょう?
BGMの曲を選ぶときに幹事の好みで選んでしまうと、「定年退職者世代」の方には聞き覚えのない曲になってしまうかもしれません。やはり送られる方の「世代」を考慮して選んだ方がいいでしょう。
しかし、あまりにもその世代に「ドンピシャ」な曲だと、その方にも好き嫌いがあるかもしれませんので、主賓の「定年退職者」の方の世代よりも少し上の世代のものの方が無難かもしれません。できればその方にリサーチして好みを知っておいた方が選びやすいですね。普段カラオケなどでどんな曲を聞いているかをチェックしておきましょう。
それではいくつかおすすめの曲をあげてみましょう。
「昴」谷村真司
定年退職者世代にカラオケなどでもよく歌われている「昴」は、力強い出発のイメージもあるので定年退職者の方のこれからを応援しているように感じる曲です。
「時代」中島みゆき
定年退職者の方は長い年月会社で仕事をしていらっしゃったわけですから、「定年」を迎えた感慨もひとしおでしょう。この曲が流れるとそれまでのいろいろな場面が甦って来そうです。
「明日にかける橋」サイモン&ガーファンクル
70年代のフォークソングですが、その後も多くの歌手によってカバーされています。辛く厳しい環境にある方を励ますような曲で、定年退職を迎える方にエールを送る意味を込めて使われます。
「マイ・ウェイ」フランク・シナトラ
かなり古い曲では有りますが、カラオケで歌う方も少なくないと思います。
「定年後も力強く自分の道を進んでいってください」というようなメッセージを込めてで使われます。
世代を問わず使えそうな曲
世代は違いますが、Mr.Childrenの「終わりなき旅」等も使いやすい曲です。しかし、ボーカルがあると年輩の方だと、もしかしたら耳障りに感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですからBGMに使うのならボーカルのないバージョンやオルゴール・バージョンの方が「定年退職者」の送別会にはいいかもしれません。
まとめ
定年退職の方にとって「定年」とはひとつの「時代」が終わったことを意味します。
その送別会を行う際には定年退職者の方の前途を祝し送り出せる、応援するようなイメージで素敵なBGMを選んで送別会を盛り上げたいものですね。