グループでカラオケに行ったとき、3人以上で歌いたいと思っても大抵のカラオケボックスは2本しかマイクがありません。ほとんどのカラオケがマイクが2本しかないのはなぜなのでしょうか?Perfumeやthe Alfeeなど、3人で歌いたい曲もありますよね?少人数用の部屋なら仕方ないのですが、結婚式の2次会など大人数の時などはもう少しマイクがあったほうがいいような気もしますが、大抵のお店は2本しか置かれていません。その理由はなぜなのか調べてみました。
赤外線ワイヤレスマイク
最近のカラオケのワイヤレスマイクはほとんどが赤外線マイクとなっています。以前は無線電波を使ったマイクが使われていました。無線マイクでは最大4本まで設定可能です。ではなぜ無線式のマイクが消えてしまったのでしょうか?その理由は無線式では他の部屋の電波と混線したり、外部の無線電波をカラオケの機械が拾ってしまったりすることがあったからです。クレームも多かったため、現在は赤外線式のマイクに切り替えられています。
ところが、赤外線マイクの欠点は一つの機械に概ね2本までしか設定できないという点です。つまり、赤外線マイクの機械の特性上2本しか設定できないのです。
ただ、最近は技術革新で2本以上設定できるカラオケの機械が登場してきていますが、まだまだ一般的にはなっていません。
2本以上のマイクがない理由は?
もうひとつ理由があります。これは無線マイクにもあるのですが、2本のマイクが近づきすぎるとハウリングという現象が起こります。ハウリングとはマイク同士が近づきすぎた時に「キーン」と耳が痛くなるような音がする現象で、皆さんも経験あるのではないでしょうか?2本でも起こってしまうハウリングですが、狭い空間に3本以上マイクがあるとますます起こりやすくなってしまいます。「キーン」という音も不快ですが、カラオケの機械にとっても故障の原因になる場合もあります。ですから一般的なカラオケボックスには2本までしかマイクが設置されていないのです。
それでも3人でカラオケを歌いたい!その場合は?
どうしてもマイクが3本以上欲しいという場合、パーティールームなどで無線マイクがある場合もあります。結婚式の2次会などの場合は、事前に予約する時に確認しておきましょう。
まとめ
カラオケの赤外線マイクの場合、技術的に2本までしか設定できないということがわかりましたが、最近では3本以上使える機械も登場してきているようです。どうしても3人以上で歌いたいという場合は事前にお店に問合わせてみましょう。もしかしたら3本用意できるかもしれません。