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登山を行うに当たって、覚えておきたい用語の1つである「鎖場」について学びたいと思います。

鎖場とは

登山路や岩場にて、登山者の安全確保の目的で鎖が取り付けられた場所のことです。
通行が困難で、難所といわれる場所に鎖が取り付けられている場合が多いです。

鎖場での歩き方

鎖場では、登りも下りも「3点支持」が基本となります。
鎖に頼り過ぎて、両手で鎖を掴み全体重を預けてしまうと、鎖に体が振られて危険です。
また、登山者と下山者の途中交差することが難しい為、しっかりと登山者・下山者いない事を確認の上で
鎖場に進入するようにします。
「3点支持」とは・・・手足合わせて4本あります。その4本のうち3本で体を支えることを3点支持と言います。
3本で体を支持をして残り1本だけを自由にして次の手がかりに繋げ、足場へと移動する
ことで安全に登ることができます。

鎖場のある山

①妙義山
標高1104mの群馬県下仁町・富岡市・安中市にまたがる日本三大奇勝の1つとされる山です。
足がかりが乏しい箇所が多く、鎖場があらゆる箇所に点在しています。鎖を握力と腕力のみで身体を引き上げることを
強いられる箇所もあります。

②槍ヶ岳
標高3180mの北アルプス南部にある日本で5番目に高い山です。
頂上付近は急勾配な岩場があるために、鎖やはしごが設置されています。山頂からは、日本の高い山を一望できます。

まとめ

鎖場は、危険な場所であるから鎖を取り付けています。しっかりと基礎知識を身に付けて、安易な考えで危険な山の
登山は控えましょう。

 

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