今回は、異動により転勤する人の送別会における、乾杯の挨拶についてまとめました。いざ挨拶を頼まれると、何を話していいものか悩んでしまうものです。
そういうときに、ぜひ参考にしてみてください。
注意点
乾杯の挨拶は、簡潔にすませるのがマナーです。
乾杯の挨拶が終わるまで、出席者は食べ物にも飲み物にも手をつけることができません。その状態で長々と話を聞かされるのは、気持ちのいいものではありませんよね。そのため、乾杯の挨拶は簡単なものにしましょう。
また、この会が送別会であることを示すために、「○○さん、ご栄転おめでとうございます」などの文をいれるようにしましょう。
しかし、通常の移動の場合は「ご栄転」という言葉を使うのが無難な場合が多いのですが、栄転とはいえない異動の場合もあります。その際は、「おつかれさまでした」や「お世話になりました」などの、ねぎらいの言葉をかけるようにしましょう。
文例
○○さん、ご栄転おめでとうございます。
(○○さん、今まで本当にお世話になりました。)
新任地に行かれましても、どうぞおからだに気をつけてご活躍ください。
またどこかの支店で仕事をご一緒することもあるかもしれません。
そのときはどうぞ、よろしくお願い致します。
それでは、誠に僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせて頂きます。
みなさま、ご唱和をお願い致します。
○○さんのご健勝とご活躍をお祈りするとともに、ここにお集まりのみなさんのご多幸と、○○会社の今後ますますの発展と飛躍を祈念いたしまして、乾杯!」