バスケの用語にトリプルスレットという言葉があるのですが、なんのことかわかるでしょうか。 実は、バスケットボールで使用されるている言葉なんです。 英語がわかる人ならば想像できるでしょうか。 バスケ用語のトリプルスレットとはどういうことなのか見ていきましょう。
英単語としてみる
バスケの用語であるトリプルスレットを英単語にすると、「triple threat」と表記します。 「triple」は3つの意味を持ち、「threat」は脅威といった意味を持つ言葉です。
つまり、「3つの脅威」という意味合いの言葉です。 バスケットにおいても、ほとんどこのままの意味で使用されます。バスケでの3つの脅威について意味を見ていきましょう。
3つの脅威とは
それでは、バスケットにおける「3つの脅威」となんでしょうか。 ボールを受けたプレイヤーが行えることは3つあります。 ドリブル、パス、シュートの3つです。 「トリプルスレット」というのはこの3つの動作に無駄なく移行できる体勢のことです。
瞬時に判断し、パス、ドリブル、シュートが行える姿勢を保つことが大切です。それでは、どのような体勢を保てば瞬時に3つの動きを無駄なく行えるのでしょうか。
どんな体勢なのか
トリプルスレットとはどのような体勢なのでしょうか。 一般的には、ボールは胸の高さの位置で持つ。 そして片方の足を軽く引き、ボールもその方向に持っていきます。 背筋は伸ばして視野を広く保っておくと良いとされています。
しかし実際のゲームを見ていると、ボールは腰の横辺りで、前傾姿勢になっていることが多いです。おそらくその方が体感的にスムーズに動けるということなのでしょう。 トリプルスレットポジションをとることは、バスケットの基本中の基本です。
初歩のテクニックというわけではなく、初心者にもプロ選手にも共通する絶対的基本動作ということです。ボールを受ける時は必ず、まずトリプルスレットポジションにはいらなければなりません。上手なプレイヤーは必ずそうしています。スムーズにドリブル、パス、シュートが行える姿勢のことを指しています。重心を落とし、前に重心が行き過ぎないように保ち、すぐにこの3つのプレーが行える姿勢を保つと良いでしょう。
前かがみになっているとスムーズに行えずドリブルを先についてしまう傾向があるので注意しましょう。