近年、競技や趣味だけでなく健康管理としてランニングを楽しむ人が増えています。特に高血圧の解消におおきな効果がみとめられており、日頃からランニングを行っている人のほとんどが普通血圧だと言われているのです。脳梗塞やくも膜下出血など命に係わる病気に繋がりかねない高血圧。そんな高血圧をランニングで解消しましょう。
ランニングと血圧の関係は?
「ランニングなどの激しい運動をすると、逆に血圧があがってしまうのではないか」という疑問を持っている人は少なくないのではないでしょうか。しかし、正しい方法で行えばランニングは高血圧の解消に大きな効果をもたらします。運動中は血液の循環が非常に良くなるので一時的に血圧が上昇しますが、これを習慣づけて繰り返すことによって血管に弾力がつき、次第に血圧が低下していくのです。また、高血圧の原因の一つにストレスがありますが、外の空気を吸いながら運動をすることがストレスの解消にも一役買ってくれます。
ランニングの正しい方法は?
高血圧の解消を目的としたランニングにはいくつか守ってほしい決まり事があります。まず、「スロージョギング」を心がけることです。スロージョギングとは歩くのと同じくらいの速さでするランニングで、具体的には「一緒に走っている相手と笑顔でおしゃべりができるくらい」「息があがらずに鼻歌を唄えるくらい」のペースです。もしいきなり走りるのが辛かったらまずはウォーキングから始めましょう。
まとめ
このように、ランニングは高血圧解消への第一歩となります。継続することが重要なので、無理のない範囲で行うことが大切です。また、医師から高血圧と診断されている人は必ず医師に相談した上で行いましょう。