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麻雀用語の塔子とはなんでしょうか。
役を構成するものの一つなのでしょうか。
塔子について紹介します。

塔子とは

塔子と書いて「ターツ」と読みます。
そして塔子とはズバリ、面子が揃う一歩手前の状態のことです。
例えば「34」と牌を持っていたら、「2」か「5」が揃えば面子になります。
したがって、「34」の状態が塔子となります。
刻子の一歩手前が「対子」で、順子の一歩手前が「塔子」ということです。

塔子には種類がある

あと1枚で面子になる状態が塔子ですが、待ち牌によって種類分けしています。
「45」の塔子を持っているとします。
順子にするための待ち牌は「3」と「6」で両面待ちの状態です。
よってこれを両面塔子とします。
次に「12」の塔子の場合は、待ち牌が「3」で辺張待ちの状態です。
よって辺張塔子または辺塔子と呼びます。
さらに「46」の塔子だと、待ち牌は「5」で嵌張待ちです。
嵌張塔子または嵌塔子となるのです。

塔子は変化する

順子の一歩手前が塔子であり、待ち方により3種類あります。
3種類あれば、どの形が良いのかで順番を付けることができます。
塔子の強さ順に並べると、両面塔子>嵌張塔子>辺張塔子となります。
両面塔子は待ち牌が2つなので1番目というのはすぐわかります。
嵌張塔子と辺張塔子はそれぞれ待ち牌が一つで同じですが、嵌張塔子の方が強いのには理由があります。
嵌張塔子は1回のツモで両面塔子に変化できるからです。
「46」の塔子に「7」をツモれば、「4」を捨てて「67」の両面塔子の出来上がりです。
辺張塔子も両面塔子に変化させることはできますが、最速でも2回ツモる必要があります。

おわりに

塔子は面子を揃えるための大事な準備段階です。
できるだけ両面塔子を揃えられるように意識しましょう。

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