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打ち合わせで使いがちな間違った敬語

はじめに

お客様や上司に対し、真摯に、丁寧にと気を遣った結果意外にも間違った敬語を使っているビジネスマンは決して少なくありません。普段何気なく使ってしまっているその言葉の中にも実は落とし穴があるかもしれませんよ!今回は、そんな打ち合わせの場で使いがちな間違った敬語についてご紹介をいたします。

会社にお客様が来た場合

つい、「○○様でございますね?お待ちしておりました」と丁寧語で話してしまいがちですが、「ございます」は尊敬語ではないため、相手を持ち上げた話し方ではありません。「椅子はこちらにございます」等、物事に対して使用をします。この場合正しくは「○○様でいらっしゃいますね?お待ちしておりました」が相手を敬った言葉づかいになります。

自らの謙遜をする場合

「○○くんがやってくれると安心だよ!」等と褒められた時、「いえ、とんでもございません」と謙遜した言葉を使う事も多いのではでしょうか?実はこの「とんでもございません」は間違った使い方なのです。「とんでもない」「ございません」はそれぞれ否定語です。そのため、どちらも一つにして使用する事は出来ず、本来これは「とんでもないことでございます」と、否定+固定の形にする事が正しい使い方と言えます。

相手の意見を受け止める場合

打ち合わせを行い、お客様に指摘や意見を頂く場面もあるでしょう。そんな時、「大変参考になりました」と言ってしまうと、これは誤りになります。「参考にする」とは自分目線の考え方であり、最後は自分が決めるけどその際の足しにさせてもらうと言うニュアンスの失礼な意味にあたります。お客様に対しては、「大変勉強になりました」と単語を変えるだけで、自然な敬語を使用する事が出来ます。

まとめ

どうでしたか?意外にもビジネスの場でつい使ってしまっている言葉があったのではないでしょうか。正しい敬語を使用し、お客様や上司に失礼のない円滑なビジネスライフを送っていきましょう!

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