会議室の上座、下座分かりますか?言葉遣いや身だしなみがきちんと出来ていても、上座と下座を間違えると、常識を知らない人という印象を与えることにもなります。
会議室の上座はどこ?
会議室に限らず、お客様や目上の人に対しては、その部屋の中で一番いい席が「上座」となります。
反対に、おもてなしをする側や目下は「下座(末席)」に座るのがマナーです。
基本的にその部屋の入り口から一番遠い席が「上座」で、入口に一番近い席が「下座」となります。
長いテーブルに3人で座る場合は、中央が上座になります。
絵画がある場合はどうなるの?
では、会議室に絵画がある場合はどうでしょう。
絵画が正面からみえる席が「上座」となります。たとえ入り口に近い席が、絵画の正面にくる場合でもそこが「上座」になるんです。絵画に限らず きれいな景色が見える窓がある場合も同じで、一番眺めのいい席が「上座」です。
入り口に近い席であっても、場合によっては「上座」となる事を覚えておくといいですね。
お客様都合の例外もあります
お客様には上座を勧めるのがマナーですが、もし「こちらで結構です」などと言われたら、しつこく勧めるのではなくお客様の意思を尊重しましょう。席次にこだわることなく、お客様に気持ちよく過ごしてもらうことが最も大切なマナーです。その心遣いがその後の商談などにも、影響する可能性もあります。
お客様を案内した時に慌てないためにも、あらかじめ上座と下座の位置を確かめておくのもいいですね。