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四十九日の案内状はどんな用紙で出したらいいの?

大切な人を亡くして、悲しみもまだ癒えていない中でもやらなくてはいけないのが四十九日の法要です。
葬儀後の一番最初の法要ですから、電話連絡では失礼ですね。
ではどんなふうにご案内すればいいでしょうか。

四十九日の法要って何?

仏教の場合、亡くなった人は7日ごとに閻魔大王から裁きを受けます。
極楽浄土に行けるかどうかの裁きです。
その判定が下されるのが亡くなってから49日目にあるのです。
遺族はその間、故人が極楽浄土に行けるように祈り続けます。
四十九日は故人が成仏する節目の日、遺族にとっては忌が明ける法要になります。

案内状の内容は何を書けばいい?

①頭語(拝啓・謹啓など)+時候あいさつ+結語(敬具)
②故人の名前と四十九日法要を行う旨
③日時
④場所
⑤会食について
⑥日付・差出人の住所・氏名

どんな用紙を使えばいいの?

便箋に手書きでもいいですが、招待者の人数が多いと大変。
印刷して作るのがほとんどでしょう。
法要の際にはお返しの品と、終わってから食事の席を設けるのが一般的です。
招待された人は出欠の返事をする必要がありますね。
相手に電話などで出欠連絡してもらう手間をかけさせないのもマナーです。
案内状を封筒で送る際には、返信ハガキを同封しましょう。
使用する封筒は二重封筒はNGです。
不幸が重なるといわれて嫌います。
最近は略式化されて、往復ハガキを使用するケースが増えているようです。

おわりに

故人が無事成仏される日でもあり、納骨される日が四十九日法要です。
故人を偲び冥福を祈ると共に、故人が作ってくれた人とのご縁に感謝しましょう。

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