ゴルフの練習をして、次の日の朝に手に力が入らない。朝食にトーストを食べようとジャムのふたを開けようとするも、ふたが開かない。練習後にはありがちですよね。この握力の極端な低下って絶対になってしまうものなのか。もしかすると、それはあなたの練習スタイルやトレーニングの仕方に問題があるのかもしれません。自分の練習の方法が本当に合っているのか。一度見直してみませんか。
クラブの振りすぎに注意!
会社の仕事から離れて、今日は待ちに待った週に一度のゴルフの打ちっぱなし練習。張りきったあなたは500球ほどの球を一気に打ってしまいました。こんな経験はありませんか。ゴルフはリズムとそれから、集中力の大切なスポーツです。単純に何度も振れば振るほど、上手になるわけではありません。プロでも400球を打てば、集中力がなくなってしまいます。アマチュアの我々でしたら、なおさらですよね。握力の低下した状態で打っても感覚が変わってきてしまいます。150球くらいの打数で1球1球を大切に打っていきましょう。疲れたら、ゴルフスイングのきれいなプロの映像を見たりして、イメージトレーニングをしましょう。
次の日に指が曲がらない
さらに練習のし過ぎはさらに深刻な事態を引き起こすことを覚えていてください。代表的な病気に「ばね指(弾発指)」があります。傷んだ指の神経が肥大化し、骨に引っかかって曲がらなくなる病気です。こうなってしまうとゴルフどころか日常生活にも支障をきたします。案外簡単になってしまいますので、注意しましょう。
体幹を鍛えよう!
握力は確かに必要ですし、強い方が飛距離は出ますが、逆に握力に頼ったスイングはヘッドスピードを落としてしまいます。握力自体は普通の素振りでも十分につきますので、ここは体幹のトレーニングをしておきましょう。スイングの基本は腕力ではなくて、体全体を使うことです。体幹のトレーニングに特別な器具は必要ありません。自分の体だけでできますから、まずは気楽な気持ちでやってみましょう。
ゴルフ練習後の握力低下は誰もがなってしまう状態の一つです。あまり気にする必要はありませんが、短い練習時間に焦って、たくさん振ってしまうのも、練習としては意味はありませんし、何よりけがの元です。まずは無理せず、楽しんで、練習後にはしっかりとマッサージをして、次の日も元気に過ごせるようにしましょう。