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危険予知トレーニングとは、現場や工場など危険が潜んでいる可能性のある場所に置いて、安全を確認するために必要な訓練です。なんとなく、職場などで行っているからやっているという人もいるかと思いますが、実はかなり大切なトレーニングになります。今回は、この危険予知トレーニングを行うことがなぜ必要なのかを考えてみましょう。

そもそも危険予知トレーニングって何?

危険予知トレーニングは「危険予知訓練」や「KYT(ケイワイティー)」(Kiken Yochi Trainingの頭文字)とも呼ばれています。
やり方は様々ですが、ミーティングや研修などを通して、事前に危険を周知して認識するのが一般的です。
職場や現場内での危険を周知して怪我や事故などの災害を防いだり、作業ミスを防ぐのが大きな目標、目的となります。

小さなところにも危険は潜んでいることを知る

どんな職場でも、危険は必ずあるものです。あらかじめどのようなところに危険が潜んでいるかをお互い話し合うことで、危険について意識を強く持つようになります。常に危ない場所や行動などに意識を持って予測をすることで、注意力も高まり事故が減るのです。このように危険予知の情報を周知することはとても大切で、必要なトレーニングだといえます。

トレーニングを通して結束が高まる

危険予知トレーニングや研修などで、各自の持ち場の危険な個所などについて意見を交わしてディスカッションをすることも、職場に良い結果をもたらします。意見を言い合うことで、やる気を高めてチームワークを良くすることにつながります。トレーニングを通して現場や職場の結束力を高めることは、安全意識を高めてくれることにもつながります。

わざわざ時間をかけてやる必要があるのか?

形式的にディスカッションをする事が多いため、このトレーニングをすること自体に疑問を持つ人もいるようです。
人はときに仕事に置いて「いつもと同じ」という気持ちから、ついうっかり注意をおろそかにしてしまう事があります。

事故やミスなどはそういったタイミングで起こることが多いことから、定期的に気持ちを引き締める意味でもこの危険予知トレーニングは必要なのです。現場や職場の無事故・安全のためにも意義あるトレーニングを行うことが望ましいですね。

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