ランニングは健康や鍛錬のために行っている、という方は多いことでしょう。実際にランニングはそういったものへの効果が大いに期待できる運動です。けれど、ランニングをいつ行うかによってさらにプラス効果となるとしたらどうでしょうか？ランニングは行う時間帯によってメリットが色々と変わってきます。
朝のメリット
朝は起きたばかりで体温が低いため、ランニングは体温を上昇させて体を起こす役割があり、それにより1日の代謝率も高まります。代謝が良いと脂肪燃焼率が良くなりますので、朝はダイエットに効果的な時間帯だと言えます。そして、さらに効果的にするには食事前に行うのをお勧めします。ランニングなどの有酸素運動は、最初に体の脂肪ではなく食事で摂ったものをエネルギーとします。ですから、食事前の空腹時に有酸素運動をすることは体の脂肪を効率的に燃焼させることにもなります。脂肪燃焼は大体20分ほどから始まるので、ダイエットが目的ならば30分ほどは走るように心がけましょう。さらに、朝に走ることは脳の活性化にも繋がりますので、仕事や勉学などの活動能率を上がる助けにもなるでしょう。
夜のメリット
仕事などが終って夜の食事前に走ることにもメリットはあります。単純に夜の方が時間の確保がしやすいというのが挙げられますし、朝とは違って体はしっかりと起きているので長く走ることが出来ます。そして、それによって1日のストレスなどをリフレッシュすることが出来ます。運動直後は食欲が抑制されてもいますので、夕食や夜食などを必要以上に摂り過ぎてしまうことも抑えられるでしょう。また、夜といっても夕食後に走る場合もあります。その場合はしっかりと2～3時間かけて食べ物を消化させてから走るようにしましょう。就寝1～2時間前に走ることになりますが、運動で体温を上げてから休息するならば、体温の温度差が大きくなり、深い眠りに繋がります。夜のランニングは熟睡のためにはお勧めです。
朝と夜それぞれメリットがありますが、自分に合わせた時間帯で継続して行うようにしましょう。ランニングは継続こそが一番大切になるからです。
