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何時間あければいいの?食後のランニングについて

健康のためにランニングを始めよう!と思ったはいいものの、どのタイミングでやるのが良いんだろう?と悩んでしまう方も多いと思います。「食後すぐの運動は体に悪い」というのは何となく分かっていても、実際のところどのくらい時間をあければ良いのでしょうか?また、食後すぐの運動はなぜ体に悪いのでしょうか?

食後すぐのランニングは消化不良の原因になる!

食後は消化活動のために、体の血液が消化器官へ集中します。しかし、その消化活動中にランニングなどの運動をすると、筋肉を動かすためにも血液が使われてしまい、本来消化活動に使われる分の血液が足りなくなってしまいます。そうなると消化活動に支障をきたし、消化不良などの原因になってしまいます。消化不良になると、「吐き気」「下痢」などの症状が出てしまう危険性があります。

ランニングの時に脇腹が痛くなる原因とは?

食後すぐにランニングをしたら脇腹が痛くなったという経験はありませんか?その原因は、「脾臓」の働きによるものです。脾臓とは、予備の血液が貯めてある臓器です。食後すぐの運動によって不足した血液を補うために、脾臓が急激に縮むので脇腹に痛みが生じるのです。

では、ランニングするには食後どのくらい時間をあけるのが良いのでしょうか?

理想のタイミングは食後2時間!

ランニングを始めるタイミングでベストなのは、食後2時間です。この2時間とは、体が食べ物をしっかり消化して血液の循環が元に戻るまでにかかる時間です。

しかし、時間に余裕がないなどの理由で、なかなか食後2時間あけるのは難しいという方もいると思います。どうしても食後2時間以内あけるのが難しい場合は、食べる量を抑えましょう。消化にかかる時間は30分〜2時間と言われており、食べる物や量によっては30分でも消化することができます。2時間あけるのが一番体に負担がかからずベストですが、食べる量を抑えれば食後30分でも大丈夫と言えます。食後30分未満でのランニングは、食べた量を控えたとしても消化不良や脇腹が痛くなるリスクが伴いますので、避けた方が良いでしょう。

ただ、食べる量や消化の時間には個人差があると思いますので、自分の体調を見ながら調整してみてくださいね。

まとめ

最後に今回のポイントを再確認していきましょう。

  • 食後すぐのランニングは消化不良や脇腹が痛くなる原因になる
  • 食後のランニングは2時間あけるのがベスト
  • どうしても2時間以内にランニングするときは、食べる量を控える
  • 食べる量を控えても最低30分はあける

みなさんもなるべく体に負担をかけずに、気持ち良くランニングをしましょう!

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