釣りの時に使う言葉で「坊主」という言葉があります。「坊主」とはどんな意味なのか調べてみました。
坊主とは
坊主とは釣ろうと思った目的の魚が一匹も釣れなかったときに使います。目的外の魚も全くつれなかったときは「丸坊主」といいます。「一日釣りをしたけど結局今日は坊主だった。」という風につかいます。
なぜ坊主なの?
なぜ坊主というのでしょうか。諸説あります。お坊さんの頭が丸いのでゼロに見えるから「坊主」という説。お坊さんの頭には毛がないので「もう毛がない。」つまり「儲けがない。」からきているという説もあります。またお坊さんの頭に同じく毛が一本も生えてない事から「魚っ気がない」あるいは「食い気がない」などという事から「坊主」と呼んでいるという説もあります。
おなじく一本も毛が生えてない事から「おでこ」と呼ぶ場合もあります。
またお坊さんは精進料理を食べて殺生をしないことから、「坊主」と呼ぶという説もあります。釣りをしたけど魚を一匹も釣らなかったので殺生をしなかったことになるからです。他に百人一首からきているという説もあります。百人一首ではお坊さんの札を引いたら持っている手札を全部出さなくてはなりません。結局もち札はゼロになるので「坊主」と同じ意味になるわけです。
最後に
こうしてみると「坊主」と名付けた先人のユーモアに感心してしまいます。思わずお坊さんの頭を想像して楽しくなってしまいました。釣れなかった人も、このユニークな言葉でずいぶん気持ちが和むのではないでしょうか。