日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

ランニングの1時間は、うまく気持ちをコントロールすれば初心者でも十分走り切れる時間です。途中何回か、疲れてきてくじけそうになりますが、そこは持ち前の我慢強さで勝負。練習に時間をかけ少しづつ距離を伸ばしていけば、1時間はあっと言う間に経ってしまうことがわかります。

「3キロ20分」を3クールに分割

1時間が長いか短いか、走ってみて初めて分かる時間です。目標を1時間とすると気分が滅入りがちになり、走る前から嫌気が先に来ます。最初のコツは、前段階の練習で「3キロ20分」から始め、体のリズムと呼吸の感覚を覚えます。2か月ぐらいかけて、これを繰り返したあと、ある日“おまけ”の感覚で、2クールつまり、2回分6キロ40分走ります。

残り何キロ何分ではなく、常に一歩を踏み出し続ける

2クール目に入ると息が上がってきますが、この時、視界に入る目標物を探します。目標物として、3キロ先の橋であったり、堤防であったり、林であったり。ここでのコツは、あと何分とか、あと何キロではなく、常に一歩を踏み出すとその目標物が向こうから確実に近づいてきてくれると思うことです。そして、何度も練習した「3キロ20分」のリズムと呼吸を思い出すことです。

自分の足・膝・腰が自分をゴールへ運んでくれる

2クール目を乗り越えた後、3クール目の「3キロ20分」は気持ちも楽になります。自分の足、膝、腰は確実に自らをゴールに運んでくれると思うことです。「我慢強い」という性格は、他人ではなく自分が決めるものです。好きな音楽も後押ししてくれています。周りの風景も、風も、みんな後押ししてくれています。すでに40分以上、走り続けているのですから、最後の3キロ20分ももうすぐ終わります。

まとめ

以上は、1時間で9㎞の例です。練習の中で自分のペースをつかみ、20分間で走れる自己ベスト距離を決めます。1時間を走り切ることが目的なので、スピードは二の次にして、ペースを崩さず走れば、1時間は考えている以上に早く進んで行きます。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます