ランニングした時の消費カロリーがわかると、ランニングの楽しさも増え、なんだか得をした気分になります。そして、次は走る時は、少し距離を延ばそうと思うなど健康管理の促進効果につながります。
もっとも簡単な消費カロリー計算方法
ランニングの消費カロリーの最も簡単な計算方法は、
体重(㎏)×距離(㎞)=消費エネルギー(kcal)
です。体重60㎏の人が8㎞走ると、消費カロリーは、480kcal、10㎞だと、600kcalという簡単な計算になります。METS指数(時速8㎞の指数は8.0)で計算する方法もありますが、ほとんど変わりません。
METS(8) × 1.05 (kcal/kg/h) × 体重(60kg) × 時間(1h)=504kcal となります。いずれも目安と考えて下さい。
健康管理やダイエットで取り組むには?
ランニングを健康管理やダイエット目的で取り組む人は、目標値まで頑張れるよう、スマートフォンアプリやカロリー計算サイトなどで入力していくと、データベース化できます。走った時間、距離など入力していくと消費カロリーが自動計算され、毎回の消費カロリーの積み重ねもデータ化してくれます。また、携帯タイプの活動量計は走ると同時に、ランニング時間、距離、消費カロリーを計算してくれるものがあります。
ランニングの消費カロリーがわかったら
ランニングの消費カロリー値がわかると、息を切らしながら1時間も走った割には消費カロリーの低さに驚きます。時速8㎞の1時間ランニングに相当するカロリーは、カツサンド1人前や天ぷらうどん一杯分と、ほぼイコールになります。ランニング消費カロリーを知って得するのは、食品の摂取カロリーとの比較ができるということです。ダイエット目標とも比較し、もう少しランニングの回数を増やしたり、一回の走る距離を延ばしたりする頑張りの目標になります。
まとめ
1日の消費カロリーは、もちろんランニングだけでなくいろいろな活動の結果です。1日の摂取カロリーと消費カロリーを比べ、食べ過ぎによる摂取カロリーが多すぎれば運動して消費カロリーを増やそうという思った時、ランニングの消費カロリー値は、走るきっかけとなってくれます。