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気分は上がるけど…実は危険だった「登山中の音楽」

登山も中盤になると自分との闘いが始まります。
そんな時には、イヤホンで好きな音楽を聴きながら登れば気分も上がりますね。
でも音楽を聴きながら登山することって、実は危険が潜んでいるのを知っていますか?

最近のイヤホンの性能はすごい

以前、電車の中等での音漏れが問題になったことがありましたね。
今のイヤホンは音漏れも少なく、遮音性が高い物が多いです。
しっかりと音楽を聞き取れ、まわりの雑音が遮断されます。
だからこそ、登山中の音楽は危険なこともあるのです。

危険その1 落石があっても気づかない

落石は登山者にとって脅威です。
パラパラ・・・という小石の崩れる音やゴロゴロ・・・という石の転がる音。
イヤホンで音楽を聴いていては、落石の前兆に気づきません。
あるいは、「落石だっ!」という他の登山者からの注意喚起の声が聞こえません。

危険その2 後ろに熊が!

音楽を聴いていると、人の気配も感じなくなります。
もちろん熊がいたってわかるはずないです。
気づいてから逃げても間に合わないでしょう。
熊の走る速さは自動車並みですから。

危険その3 遠くの雷の音に気付かない

山の天候は変わりやすいものです。
遠くでゴロゴロと聞こえたら、登山を続けるかの判断が必要になります。
音楽を聴いていて雷に気づかないと判断も遅れます。

音楽を聴きながらの登山は危険だということがわかります。
せっかく自然の中に来たのですから、非日常の音を楽しんでみませんか?
鳥のさえずり、風の音、葉っぱの揺れる音、川のせせらぎぐ音とか。
それらは天然のヒーリング・ミュージックになります。

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