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ランニングはケイデンス(ピッチ)とストライド、どちらを参考にすべき?

ランニングはケイデンス(回転数)とストライド(歩幅)によって走る速度が決まります。そして、それぞれを基準とした走り方もあり、どちらがより自分に合った走り方なのだろうかと悩む方も多いのではないでしょうか。では、それぞれの走り方の特徴から見てみましょう。

ピッチ走法

ケイデンス(回転数)をより重視した走り方を「ピッチ走法」と呼びます。走るときの歩幅を小さくする代わりに脚の回転を速める走り方であり、着地時の衝撃が小さくて済むというメリットもある走り方となります。腕と連動して回転数を上げるため、慣れるまでは心拍数も上がりやすく、その分体力の消耗もしやすい走法ですが、トレーニングを重なるならば無理なく走ることができるでしょう。初心者にもおすすめの走法です。

ストライド走法

一歩一歩の歩幅を大きくダイナミックに走る方法を「ストライド走法」と呼びます。脚の回転数は遅くなりますが、走る歩幅が大きなものなので、その分単純に速度が増します。陸上競技の短距離走などでも使われる走法であり、ピッチ走法比べるならば脚への負担は大きくなりますが、タイムを意識する場合には必要になってくる走法です。筋力が必要となる走法なので、走りに自信がある方におすすめします。

ランニングにはどちら?

脚の回転数と歩幅はどちらも大切であり、その二つを重視した走り方もそれぞれのメリットがあります。そのため、どちらをより重視するかは、自分の必要に合わせて選択することができます。前を行くランナーとピッチは一緒なのに差がでてしまうという場合には、自分の歩幅を見直して、必要ならばストレッチなどで歩幅を伸ばしてみるのも良いでしょう。また、いつもの走り方では脚への負担が大きいと感じる場合には、歩幅を小さく回転数を伸ばす走り方を意識するようにしてみましょう。

終わりに

一般的にはピッチ走法のほうが身体への負担が少ないため、長距離を走るランニングには向いていると言われています。しかし、オリンピック選手でも、どちらを重視するかは選手によって分かれます。結局は自分に合った回転数と歩幅を見つけることが最善となるので、フォームやタイムなどから見直すようにしてみましょう。

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