【豆知識】サッカーの日本代表の背番号は誰が決めているの？歴代のエースナンバー10は誰が着けたの？

サッカーの背番号10は世界共通のエースナンバー

プロのサッカー選手にとって、
『将来は海外でプレーしたい』という目標を持っている者は多くいます。

なかでも世界最高峰といわれるイタリアのセリエＡともなれば
名誉と合わせてビックマネーをも得ることができます。

その世界最高峰のリーグにいる名門チーム、
ＡＣミランの10番が日本代表の本田圭佑選手です。
まさに、世界が注目する10番ともいえます。

背番号10は、チームのエースのはずです。
しかし、本田選手は日本代表で試合をするとき背番号は10ではなく４。
世界最高峰の10番を背負っている選手ですが、
なぜ、10番ではないのでしょうか。

そもそも、日本代表の背番号は誰が決めているのか

サッカー日本代表の遠藤選手が2014年11月に
当時の代表の背番号が発表された時のインタビューで、

『協会とアディダスが決めている』と、発言しています。

えっ、そうなの？　っていう感じですが、
考えてみると、日本代表ユニフォームのスポンサーがアディダスなんですね。
大人の事情が見えてきました。

ということは、背番号10を背負う選手はアディダスと契約している選手ということなのでしょうか。
過去の10番を検証してみますと、

香川真司＝（アディダス）
中村俊輔＝（アディダス）
中山雅史≠（プーマ）
名波　浩＝（アディダス）
ラモス瑠偉＝（アディダス）
大榎克己＝（アディダス）

『あっ、ほんまや！』って、さんま師匠もうなずきそうです。

当然、スポンサーは、契約してくれている選手に10番をつけさせたいでしょう。

ここで、中山選手だけがアディダスではありません。
理由を調べてみました。

どうやら、これは特例のようです。
2002年日韓ワールドカップで、
それまで背番号10番を着けていた名波選手が最終選考で落選したのです。
で、次の候補といえば中村俊輔選手ですが、
中村俊輔選手も名波選手と同じく落選してしまったので、
急遽中山選手が10番を背負うことになったそうです。
サッカーファンも驚きましたが、
中山選手ご本人も驚いたことでしょう。