日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

麻雀用語には焼き鳥と呼ばれるルールがあります。一応ローカルルールではあるのですが、採用される場合も多くあるため知っておくと便利でしょう。

麻雀のルール焼き鳥とは

焼き鳥のルールとは、「半荘の間に一度も和了できなかった人に一定のペナルティを課す」というものになります。簡単にいうと、東一局の始まりから南四局(1ゲーム)での間に、ロンやツモなど何でも良いので一度でも上がれなかったら罰則があるよ、というものです。ペナルティ内容は実際のプレーの際に決めるものなので一概にはいえませんが、基本的には清算時の得点からマイナス10(10,000点)や30(30,000点)を支払うといったものなどになります。持ち点が0点以下になるハコテンになった場合にも適用されるので、焼き鳥ルールは支払いが厳しいものになります。焼き鳥ありの麻雀の場合は、立直(リーチ)やツモのみでもかまわないので、早めに焼き鳥を取ることを考えてプレーしてみましょう。

焼き鳥の由来

焼き鳥の名前の由来は諸説あります。一つ目は、麻雀はそもそも雀(すずめ)の飛び立つ姿を各種の役に見立てているのですが、それが一度も上がれないということは雀が飛び立てないという解釈になり、結果として羽ばたけない鳥は「焼き鳥」となってしまう、というものです。また、麻雀は点数を他のプレイヤーからむしり取るものですが、焼き鳥も鳥の羽をむしって食べるためにそう呼ぶ、というものもあります。

焼き鳥の追加ルール

全員が焼き鳥を回避した場合、もう一度焼き鳥が復活する「焼き直し」と呼ばれる追加ルールもあります。また、局の最後にロン和了で焼き鳥が解消されると、そのロン和了への放銃者が同等のペナルティを課せられる「焼き豚」と呼ばれるものもあります。その他にも、焼き鳥用の札をしまい忘れることで、その回の焼き鳥回避が無かったことになる「焼き戻し」といったものもあります。

麻雀はルールの確認が大切

焼き鳥自体がローカルルールであるため、そこから派生する追加ルールも色々とあります。焼き鳥ルールを採用する場合には、事前にどのようなルールにするかを全員が確認を取れるようにしてみましょう。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます