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スポーツのユニフォームを見ていると、その背中には必ず背番号が入っているものですね。背番号の決め方は選手の好みなど、それぞれで違いますが、アメリカンフットボールでは背番号の決め方にある決まりがあるのです。その決まりとは一体どのようなものなのでしょう。

ポジションごとに番号が決められている

アメフトでの背番号の特徴としては、ポジションごとに着用できる背番号が決まっているのです。以下はNFLで規定されている番号になりますが、まとめていきます。

・オフェンス
1-9・・クォーターバック、キッカー、パンター
10-19・・クォーターバック、キッカー、パンター、ワイドレシーバー
20-39・・ランニングバック
40-49・・ランニングバック、タイトエンド
50-59・・オフェンスライン(センター)
60-79・・オフェンスライン(タックル、ガード、センター)
80-89・・ワイドレシーバー、タイトエンド

・ディフェンス
20-49・・ディフェンスバック(コーナーバック、セイフティ)
50-59・・ラインバッカー
60-79・・ディフェンスライン
90-99・・ディフェンスライン、ラインバッカー

それぞれで着用不可の番号もあり、オフェンスは90-99、ディフェンスは1-19、80-89がそれにあたります。上記のまとめで登場していない0、00はオフェンス、ディフェンス共に着用不可です。

NFLと大学フットボールでは違いがある

NFLにおいては、前章で挙げたような背番号の割り振りがあります。しかし大学のカレッジフットボールを統括するNCAA(全米大学体育協会)では、NFLほど厳格ではなく、決められているのは、オフェンス選手のみです。ディフェンス選手については、規定自体が存在しませんので、好きな番号を着用することが可能です。

なぜ決められる?

背番号が決められている理由としては、選手がどのポジションなのかを判断しやすくするためと言われています。アメフトでは、パスをレシーブできる選手が決められており、基本的にオフェンスラインの選手はレシーブすることができません。そのような場合に、誰がレシーブ有資格者か判断することにも役立ちます。

まとめ

背番号が割り振られているということがわかりましたが、この割り振りがわかると、そのポジションの選手がどのような役割を担っているか、判別しやすくもなるでしょう。覚えておいて損は無いでしょう。

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