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テニスのストロークのショットにはいくつかの種類があります。
ほぼ無回転の球を打ち出すフラットショット。ボールを切るようにして逆回転(上向きの回転)をかけ打ち出すスライスショット。そしてボールを擦り上げるようにして強力なスピン(下向きの回転)をかけ打ち出すトップスピンショット。
なかでもプロアマ問わず打たれると厄介極まりないのがトップスピン。ここではトップスピンの威力、効果について解説していきたいと思います。

高く跳ね上がるトップスピンショット

これは想像に難しくないかと思われますが、スピンのかかったボールは普通のフラットショットよりも高く跳ね上がります。強烈なものになると自分の背丈以上に跳ね上がることも。(実際に何度も経験しました)
こうなると打点が高くなり過ぎてしまい、強い打球を返せなかったり、コントロールがきかなくなってしまいます。

重いトップスピンショット

トップスピンショットは回転量が多いため、打ち返すときにラケットにかかる負荷が大きくなります。端的に言えば普通のフラットショットよりも重く感じる、といった感じです。

不規則さを生むトップスピンショット

回転をかけ打ち出すこのショットですが、その回転量は毎回一定というわけではありません。ときにはあまり跳ねず、かと思うととんでもなく跳ね上がったりします。
さらにはインパクト時に回転方向のズレが生じると、変に跳ねたり、ときには曲がったりもします。
強い選手になると、こうしたことを意図的にできたりするのですから、本当に厄介なショットです。

まとめ

このトップスピンショットを得意とするラファエル・ナダル選手に、錦織圭選手が一度も勝利できていないことを踏まえれば、このトップスピンショットがどれだけ有効かが察せられます。
テニスをプレーする人ならぜひ習得したいショットですね!

 

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