バドミントンといえば、2016年リオネジャネイロオリンピックで女子ダブルスで優勝したタカマツペアやシングルスで銅メダルを獲得した奥原望選手などが大金星をあげて、世間に一躍名が知れた競技でもあります。女子ダブルスや、シングルスの他、男女混合のミックスダブルス等、種目は幅広く、日本で活躍する選手はたくさんおられます。
バドミントンは野球、サッカーといった球技の一つでありますが、その打球の速さは、球技の中でも最速なんですって!テレビ画面からもスパッッッ!とシャトルの羽の走る音が聞こえるくらい早いスマッシュは見ていて爽快ですよね!では、女子より腕力の強い男子では、
スマッシュの速度はどれくらいなんでしょうか?さっそく調べてみました!
スマッシュの最速はなんと『493キロ』!
バドミントンは、私も小さいころから遊びとしてよくやっていましたし、老若男女問わずが楽しめるイメージがありますが、競技となると全くの別物!なんと、世界一速いスマッシュの初球の速さは、「493キロ」にもなるんです!この記録を打ちだしたのはマレーシアのタン・ブンホン選手という方で、ギネス記録に認定されています。
初速のため、相手のコートに到達するするまでに、少しずつスピードは落ちていくとはいえ、こんなに早いスピードで打ちこまれるスマッシュに即座に反応するプロの選手はすごいですよね!
他の球技の速度は?
野球の日本人最速といえば大谷翔平選手で初速は「165キロ」。海外だと、2010年に記録されたメジャーリーグのシンシナティ・レッズに所属するアロリディス・チャップマン選手の「169キロ」と言われています。
テニスでは、男子のサーブの球速は200キロを超えるといわれており、オーストラリアのサミュエル・グロート選手の放つサーブが「263キロ」と最速です。
強烈なスイングで打ちこむゴルフでは、世界レベルの男子プロの場合、そのボールスピードは「300キロ」以上になるそうで、カナダ人のジェイソン・ズーバック選手の2009年に記録した「328キロ」が最速だそうです。
どのスポーツもプロのレベルとなるととてつもないスピード感の中でプレーしているんですね!その中でも、断トツに速いのがバドミントンなんですね!驚きです!
日本人の最速選手は?
スマッシュ速度ランキング(2015.9~2016.5)では、6位にランクインしているのが、桃田賢斗選手で、2015年のジャパン・オープンで出した記録が「399キロ」。2016年のインドオープン準々決勝でも390キロを出しており、その記録は13位にもランクインしています。世界ランキングで2つもランクインしていて、世界最速記録には届かないとしても、想像を超える速さです!
桃田賢斗選手はどんな人?
桃田賢斗選手は、1994年9月1日生まれの現在24歳。香川県出身でNTT東日本に所属している選手です。2018年4月に行われたアジア選手権では、2016年のリオネジャネイロオリンピック金メダルの諶龍選手(中国)や五輪三大会銀メダルのリー・チョンウェイ選手(マレーシア)などの強豪を次々と破り初優勝を飾っています。
また5月に開かれた国・地域別対抗戦、トマス杯では、シングルスで6戦全勝し、日本の準優勝に大きく貢献しました。国内、国際試合問わず、数々の試合で好成績を収めている、日本バドミントン界のエースと呼べる注目の選手です!2018年度の抱負は、全日本総合優勝を掲げており、これからも多いに期待していきたいですね!
まとめ
いかがでしたか?小さいころから誰しもがやったことのあるバドミントンは、プロの世界では、想像以上の速さでシャトルが飛び交うスピード感溢れる球技ということがわかりました。今後は、スピード感にも注目しながら見るとさらにおもしろいと思います!