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【アメフト】WRに求められている役割と適性

クオーターバックから繰り出されるパスが味方に通る場面は、アメフトの試合の醍醐味の1つです。そのパスをキャッチする役目を担っているのが、ワイドレシーバーと呼ばれるポジションの選手たち。では、その選手たちはどのような役割、適性が求められるのか、見ていきたいと思います。

確実なレシーブ力

レシーバーという名前の通り、レシーブ力は最も必要な適性となります。パスプレーの中心的役割を担うポジションになるので、このレシーブ力が欠けていると、試合にはならないのです。レシーブ力があれば、クオーターバックは安心してパスを投げることができます。絶対的なレシーブ力は、レシーバーを務めるための必須事項です。

背の高さ スピード

前章で挙げたレシーブ力に加えて求められるのが、背の高さや素早さです。相手ディフェンスとの競り合いになった場面、背の高い選手であれば高いパスをキャッチしやすくなり、相手に勝てることも増えます。NFLでも、レシーバーには高い選手が多いです。
それ以外では、スピードも必要になります。スピードがあれば相手ディフェンスを振り切ることができ、ボールをキャッチしたあとにも大きなゲインを稼ぐことができるためです。背の高さは必要ですが、身長の低い選手でも、スピードを活かして活躍する選手はいます。

最適なコースを見極める戦術眼

アメフトの試合では、クオーターバックが投げるパスコースがあり、レシーバーはそのコースをもとにパスを受けにいきます。しかしクオーターバックが相手ディフェンスにプレーを崩され、コース通りにボールを受けられない場合は、レシーバーがフリーになれるコースを探す必要がありますので、その見極めも重要な適性です。

相手選手のブロックも必要

ワイドレシーバーの仕事は、パスキャッチに留まりません。ランプレーや他のレシーバーがボールキャッチした際には、相手ディフェンスをブロックし、味方の進路を作り出すことも求められます。

まとめ

ここまでワイドレシーバーの役割、適性をまとめましたが、レシーバーという名前から、役割がレシーブのみに限られるわけではないことがわかりますし、求められる適性も多岐にわたります。アスリート揃いのNFLの中で、最も身体能力が求められるポジションと呼ばれる理由が見えてきますね。

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