シュテムターンというのは、足の開く角度によってカーブをかけたりする技のことです。似たような技で、「プルークターン」というものがありますが、両方の技も足をハの字にして両膝を内側に入れることでカーブをかける技になります。
シュテムターンのやり方とは?
シュテムターンのやり方は、開く足を山開き、谷開き、両開きという3つの種類に開くことで滑る走法です。(プルークターンは種類はなく、体重移動だけでターンができる初心者向けの技になります)ターンで一番大事な外足から外足への体重移動がうまくできないと、スキーの板に力が入らずに結果プルークターンのような回転力になってしまいます。しかしうまくいくとシュテムターンからの「パラレルターン」の技転換ができるのが魅力的です。
シュテムターンの必要性について
実際にシュテムターンは慣れていくと自然にできるようになる技になります。なので、一から覚えなおす必要性はあまりなく、シュテムターンからのパラレルターンも実際はなかなか繋がらない傾向にあるといわれています。どんな初心者でもまずはシュテムターンを行う上で、内股になる足を交互に切り替える必要があるので、まずはプルークターンから覚えることが必要になってきます。かといってシュテムターンも決まれば非常にかっこいい技なので、覚えて損はないでしょう。
シュテムターンは様々な技と組み合わせることで一つの大きな見せ場を発揮します。初心者にはあまり向いていないかもしれませんが、組み合わせ技としては非常に有効なので、覚えると便利でしょう。