ピオーネは巨峰とマスカットを交配して作り出された品種で、その語源はイタリア語の「開拓者」を意味します。粒が大きく、種なしで皮ごと食べられる種類もあり、大人気となっています。美味しいピオーネはどのように見分けたら良いのでしょうか?ぶどう狩りの際に参考となる見分け方をまとめてみました。
果粉が多い
果粉(ブルーム)はピオーネの表面に付いた白い粉で、天然のロウ物質です。水分蒸発や病気を防止する役割を果たし、人体には無害な分泌物です。この果粉が多いほど品質が良いとされ、熟した甘みを味わう事ができます。全体的に果粉が付いた房を選びましょう。
実の色が濃い
ぶどうは色の濃さで完熟度が分かります。まずは果皮にハリとツヤがあって、全体にまんべんなく色がついている物を探します。更に大粒で黒褐色のものは糖度が出ている証なので、より濃い色の房を選ぶと良いでしょう。日当たりの良い場所にある色の濃い房が最も狙い目なので、ぜひ探してみて下さい。
実がまばらで隙間がある
たくさん実が付いた房は美味しそうに見えますが、隙間のある房のほうが、一粒ごとに陽が当たって甘味が強くなると言われています。なかなか見つけにくいかもしれませんが、挑戦してみて下さい。
まとめ
以上のように、美味しいピオーネの見分け方にはいくつかのポイントがあります。上記を参考に茎を長めにして収穫すると、日持ちする美味しいピオーネを楽しむ事が出来ます。