麻雀牌を見たとき、東西南北や白、中など日常で見かける漢字がありますよね。
でも聞こえてくる言葉は「ペイ」とか「チュン」とか耳慣れないものばかり。
視覚情報と聴覚情報が噛み合ず、混乱します…。
麻雀牌には数牌と字牌の2種類がありますで、今回はそれについて簡単にまとめてみました。
数牌
「スーハイ」と呼ばれている、牌の模様が1〜9の数字を表しているもので、3種類にわかれています。
1〜9の数字の読みは下記の通り。
1:イー
2:リャン
3:サン
4:スー
5:ウー
6:ロー
7:チー
8:パー
9:キュウ(チュウ)
種類はこの3つです。
・萬子(マンズ)
数字+萬(一萬、二萬)と書かれています。
元々はお金単位を表したものだとか。
一万円札の万も萬と書きますから、納得です。
・筒子(ピンズ)
丸い図形の数で数字が表されています。
一筒なら○1つ、二筒なら○2つです。
柄はお金自体(硬貨)を表現しています。
・索子(ソウズ)
竹の図案で数字を表しています。
しかし一索だけは孔雀のような鮮やかな鳥が描かれています。
理由は定かではありませんが、長い歴史の中で図案がディフォルメされた結果であるというのが一般的です。
字牌
「ジハイ」と呼ばれていて、その名の通り牌に字が一文字だけ書かれています。
字牌は2種類にわかれています。
・風牌
「東・西・南・北」の4つの牌です。
読み方は順に「トン・ナン・シャ・ペイ」。
・三元牌
「白・發・中」の3つの牌です。
読み方は順に「ハク・ハツ・チュン」。
大三元や小三元の三元ですね。
まとめ
こうみると「3」の読みが「サン」であったり、「白」が「ハク」だったりと、全く耳馴染まない読み方ばかりではないことがわかります。
日本に伝来してからも長い麻雀ですから、牌の名称以外にも意外な言葉が麻雀用語だったするんです。
皆さんが普段何気なく使っている言葉の中にもあるかもしれませんから、ぜひ調べてみてください。