50ccの元祖ズーマーが110ccの原付2種クラスになって、よりパワフルになり二人乗りができるようになりました。
余分なカウルのないネイキッドスクーターという新しいジャンルのズーマーxは、とても扱いやすく、ちょっとくらいの長距離ツーリングも楽々です。
50ccズーマーではできなかったタンデムをズーマーxでするとどの様なフィーリングなのでしょうか?
ズーマーxのエンジンフィーリング
ズーマーxは中低速域を重視してセッティングしてあり、非常にトルクフルなのですが、80km/hを超えてからはいまいち伸び悩むというエンジン特性を持っています。
しかし、原付2種ですので、高速道路を走るわけでは無いので十分といえるでしょう。
この中低速域を重視しているのがタンデム走行時でもストレスを感じさせません。
サスペンションはちょっと固め
ズーマーxのフロントサスペンションはこのクラスのバイクには珍しい倒立フォークを採用していて、非常によく動くサスペンションを使っています。
後輪は片持ちサスでちょっと固めの印象で、キビキビ走るには良いのですが、ちょっと疲れやすいですね。
しかし、サスペンションの延長線上に後部シートがありますので、後ろに乗る方には心地よい動きです。
特徴的な外見のズーマーXは古い町並みや自然の中でも溶け込むデザインですので、小旅行をするにはぴったりでしょう。
タンデムツーリングの時にはのんびり走るのが一番気持ちの良いズーマーXの乗り方です。